先日九五式軽戦車を見に行った際、車中泊をしたのですが、夜中に大雨が降ってその雨音で目が覚めてしまいました。

以前から雨音が大きいなあ、と思ってはいたのでこの機会に対策をしてみることにしました。ついでに暑さ対策で断熱の向上も目論みます。

ネットで調べてみると、天井の内装を剥がして防音材を貼る、詰め物をするというのが一般的な方法のようですのでその方向で検討を進めますが、毎度のことながらなるべく安く済ませたいところ。

まず現状ですが天井を外から叩いてみるとただの大きな一枚板の鉄板ですのでとても良く響きます。鉄板の内側には薄っぺらい内装があるだけなので、これは雨が降ったら五月蝿いわけです。

これを抑制するために制振剤を貼る訳ですが、制振剤もタダではない...。

という事でコストの面から制振剤は使わず、断熱材のみで施工することにしました。

断熱材もネットを見てみると様々なモノが使用されてますが、ちょうど良い事に我が家には猫が爪とぎをしてボロボロになったスポンジマットと使わなくなった銀マットなど、丁度良い資材(ゴミとも言う)が!

捨てればタダのゴミですが、再利用です。

天井の外し方は親切な方々がネットに上げてくれているので、多少面倒ではありますがそれ程迷わなくてすみました。

外した天井は作業の間汚れないように保管しておく場所が必要です。

 

剥き出しの天井に断熱材を貼る訳ですが、コツは断熱材のサイズをフレームの間にキツキツで入るようにする事でしょうか。一応ブチルテープを使って貼り付けてはいますが、ギュウギュウに押し込んで嵌め込むくらいの方が安定してくれます。

最後は内装で天井に押し付けることになるので私はあまり神経質には貼り付けませんでした。

作業中はあんまり写真撮る余裕がなかったので、施行中の写真はこの一枚だけ。

よくみると猫の爪痕でボロボロになってるのが見えます(笑)

この後天井を元通り取り付けで完成ですが、外す時より取り付けの方が大変でした。

手すりなどを元の位置に取り付ける際は、ケーブル等を挟まないように注意が必要です。

作業自体はそれ程難しくないのですが、慣れてないとあちこち汚したり傷がついたりするのを覚悟した方が良いでしょう。

施工後の効果ですが、雨は降ってないのでわかりませんが、天井を叩いた時の音は「クヮーーーーン」から「コン」みたいな感じで全然変わりました。

暑さについても未検証ですけど、これから夏ですからいくらかでも効果があると良いのですが。