先日フォークからオイル漏れが発生した我が家のスーパーカブ110。

 

 

昨日バラすだけバラしておいたので、とりあえず掃除しておくか〜とパーツクリーナーで洗浄。

年イチでフォークオイルは交換していたせいなのか、あんまり走ってなかったせいなのか、全然汚れてねぇなあなんて思いながら作業しててふと気がつきました。そういえばフロントフォークを分解すれば出てくるはずのパーツ「オイルロックピース」を見かけてない...ボトムケースの中に残ってんのかな?と思ったけど無い。

よくよくパーツリストを見るとそもそも元から付いてない事が判明!

ちなみにパーツリストを見ると同じJA10のクロスカブは付いてました。

いや〜こういう細かいところでクロスカブってキチンとつくってありますよね〜と感心。

オイルロックピースはフルボトム付近で働くパーツなので、ちゃんとオフロード走行を念頭に設計されてるんでしょうね。

というか単にスーパーカブがコストダウン版という話もありますが(笑)

 

 

ちなみにシートパイプの頭は8mmの六角穴ですので、ソケットレンチと延長バーがあれば、組み立て時の回り止めはOKの模様。





 

さて、せっかく分解したのでセッティングをいじってみようかと思ったのですが、圧側のオイル通路(オリフィス)が5個開いておりまして、そのままではどれをいじってよいのかよく分かりません。

なので、そもそも現時点では圧側はどんな減衰特性なのか適当なグラフを作ってみた。

(ちなみに伸び側は穴1個なので今はとりあえずスルー)

素人が考えた本当に適当な図なので真に受けないで欲しいのですけれど、シートパイプのオリフィスの位置、大きさを測って、ストローク量と、オリフィスの断面積の関係を単純にグラフにしてみました。

グラフが上にあるほど、フォークが動くスピードが速いと思っていただければ良いかと。

これを真に受けるなら、フォークに荷重がかかった時、60mmくらいは「スコッ」と縮んで、そこから先はジワーッと踏ん張ってボトムに至るイメージでしょうか?

実際にはフォーク内部の空気も圧縮されていくので、ボトム付近ではもっと急峻にガツンとした手応えになるような気もしますが、ノーマル状態でギャップを通過した時のフィーリングはまさにこんな感じです。

まあ、もとのストローク量が小さいので、その中で初期のショック吸収を重視するとこんな感じになるんですかね。

奥が深いですなあ...

 さてどうしたものか。