今年の春に購入した、バンドック のツーリングテント。
約5000円という値段ながら、大活躍しております。
しかしながら、今年何度かキャンプツーリングに行って、若干の不満が出てきました。
それは、フライシートの撥水がちょっと弱い事。
購入時に撥水スプレーを吹いてはあるので、水を掛ければこの通り弾くのですが、多分時間の問題なのでしょう、朝になってみると緑の生地の方は水が染み込んでるんですね、これが。
茶色の方は染みてないので、多分生地の違いもあるのでしょう。
一定以上の値段のテントでは(少なくとも新しいうちは)あまり見かけない現象です。
誤解のないように書いておきますと、決して裏側に水が漏れるわけではなく、撥水が弱いのです。
(時々ネット上でも勘違いしている人がいますけれど、フライシートの内側に発生する結露は、冬に窓ガラスが曇るのと同じで人間の呼気などテント内部から発生した呼気などの水蒸気が原因です。)
生地に水が染みて何が問題かというと、乾くまでに時間が掛かるのです。
撤収の際、撥水してればバサバサっと水滴を払って軽く拭き取るだけで良いのですが、生地自体に染み込んだ水は、乾かすのに時間がかかります。
乾かさないで畳んでしまうと、ズッシリと重くなってしまいますし、あまり気分もよろしくありません。
という事で、オフシーズンの間に対策を試みる事にしてみました。
先に書いたように、防水スプレーではちょっと力不足のようなので、色々調べてこれを使ってみる事にしました。
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TEMPO化学のパラウェットです
5000円のテントに、2千円以上掛けるいつものパターン(笑)
フッ素系という事で、スプレータイプの撥水材と同じ成分ですが、こちらの刷毛塗りタイプの方がより強力な模様。
丁度手元にあった刷毛もスタンバイ。
揮発性が強い有機溶剤を使っているため、すぐに乾くと聞いていたのですが、気温が低いせいなのか完全に乾くまでには日当たりの良い場所でもまあまあ掛かります。
逆に夏場は塗った跡が見えず、施工しにくいかもしれませんね。
フライシートの4面を順番に塗って、乾いたらまた4面を塗るというように2度塗りしてみました。
塗る量は、表面が均一に濡れるような感じ。
ついでに、インナーテントの裾にもちょこっと塗っておきました。
これでおおよそ缶の半分くらいを消費しました。
塗った跡は乾いてしまえばわかりません。
という事で、最後に撥水テスト。
うーむ、一晩置いてみないとわかりませんね(笑)
まあ、これでダメなら諦めるしかないですね。
次のキャンプが楽しみです!だいぶ先の事だと思いますが....。