令和5(2023)年11月7日(火曜日)未明に嵐、その後、晴れ
私は10月21日(土曜日)に、日比谷野外大音楽堂(以下「野音」と言います)で開催された伊藤蘭さんのコンサート
祝・日比谷野音100周年
伊藤 蘭
50th Anniversary Tour
~Started from Candies~
特別追加公演
に行ってきました。
このコンサートは伊藤蘭さんのデビュー50周年記念全国ツアーの最終公演であり、同時に野音100周年の記念コンサートでもありました。
ですから祝祭の華やぎに野外コンサートの開放感が加わって・・・いやそれだけじゃないな・・・一昨年の野音コンサートはコロナのせいで声出し禁止だったけど今回は声出し、スタンディングOK!、しかもツアー・ファイナルの高揚感もあり、いろいろな好条件が重なって、
「蘭さんと客席とが一体となって2時間超のコンサートを作り上げた!」
「今年のコンサートツアーを蘭さんと一緒に完成させた!」
という深い喜びを感じることが出来たコンサートでした。
開場は午後4時、コンサート開始は午後5時。
しかし、私は銀色のロゴが輝く野音限定販売のコンサートTシャツが欲しかったので物販開始の午後2時を遡ること更に2時間前、正午過ぎに会場前に到着。その時点で既に20人ほどのファンが並んでいました。
物販待機列の先頭に関西在住の大先輩、ハンドルネーム「晴れのちくもり」さんを発見してご挨拶
「晴れのちくもり」さん(左)と私
私は2008年4月5日に大塚のライブハウスで開催されたキャンディーズ解散30周年を祝うファン・イベントで、初めて「晴れのちくもり」さんの応援(以下「コール」と言います)を見たのですが・・・これが凄かった!
「晴れのちくもり」さんのコールを「春一番」の一節を引用して説明しますとね・・・
Wooooooooooという腹の底から沸き上がる唸り声からの爆発するようなLet’GO!しかもこぶしをつきあげてジャンプ・・・それは文字どおりテンションマックス、渾身の叫びでした。
ちなみに「キャンディーズ応援パンフレット」(2008年4月4日の全国キャンディーズ連盟2008大同窓会で配布された復刻版)に記載された「春一番」の同じ部分のコールは「ヘイ!」
こちらが公式というか正調のコールなのでしょうが、キャンディーズが「出かけませんか」って誘っているのだから、ここは「さあ、行こう!」という気合いのこもった「Let's GO!」の方がいいな
「大塚のイベントで聴いた晴れのちさんのコールは、あの日以来、私のコールのお手本になっています!」とお話ししたところ、ご本人は懐かしい笑顔で
「アレは私のオリジナルじゃなくて(全キャン連)関西支部のコールなんです」
「え!コールって地域によって違うんですか!!」
ホントに知らないことばかりで・・・「こういったこともオールドファンが集まる蘭さんのコンサートの機会に、先輩方から逐一聞き取っておきたいなあ」と思いました。
令和5(2023)年11月9日 本文訂正しました。
本日11月9日、「晴れのちくもり」さんから以下のご指摘をいただきましたのでご紹介すると共に、本文の私の勘違いしていた部分を削除しました(削除部分は訂正線を引いて読めるように残しておきます。ここを読んでいただかないと「晴れのちくもり」さんのコメントの意味も分からなくなってしまいますので。
ただ、元の記事に載せていた図は訂正線を引くことが出来ないので全削除しました。)
「晴れのちくもり」さんからいただいたコメント
随分と久しぶりにお会いいたしました。ありがとうございます。
当該コールの 出かけませんか
Wooooooooo Let's go!
の箇所は Let's go! ではなく、ヘイ!のはずなので、そのようにコールしていたと思うのですが、もしそうでなかったら私の錯誤です。申し訳ありません。
ただ、だんだんとクレッシェンドいくWoooooは関西支部のオリジナルです。
コールは基本的には全国共通ですが、子細な個所については、若干相違がある場合があるのは事実です。
「晴れのちくもり」さんからいただいたコメントは以上です。
「晴れのちくもり」さん、丁寧なご指摘ありがとうございます。また、野音でお話しさせていただいたときの、わたしの確認不足で申し訳ありませんでした。これからもオールドファンならではの貴重なお話しをお聞かせください。
読者の皆様、Woooooooooのクレッシェンドまでが関西支部のオリジナルだそうです、Let's Go!は私の思い込みだったようです。
私のコールも今後は「Woooooooooヘイ!」にあらためます!
令和5年11月9日の本文訂正はここまです。
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令和5年11月12日追記
その後「晴れのちくもり」さんからいただいたコメントをコメ欄に埋もれさせておくのは惜しいので本文に追記します。
「晴れのちくもり」さんからいただいたコメント
わざわざ修正していただいて、さらに解説まで入れていただいてありがとうございます。
Wooooooooの箇所は関西支部だけですので、特に他の皆さんが取り入れる必要はないと思います。ただ、関西支部のオリジナルのWoooooooはもう一か所、「危ない土曜日」にもありますww
筆者(みきお)の返信コメ
おおっ!それは面白いお話です!一体どこにWoooooが入るのでしょうか?
「も~っと、も~っと」と「どこに行くの2人は」の間とか、ですか?
「晴れのちくもり」さんからいただいたコメント
ぐるぐる 危ない土曜日
Woooooooooo ヘイ!
です。
この「ヘイ!」は全キャン連版にはありませんが、キャンディーズは早い段階から3人のうちだれかが常に「ヘイ!」(主にスーさん)と入れているので我々関西支部も入れることにしたものです。
他にも全キャン連版との細かな差異はありますが、それはまた今度ということでWW
因みに全キャン連版とは言っていますが、キャンディーズ・カンパニー版と言った方が正しい表記となります
「晴れのちくもり」さんから教えていただいた「春一番」と「危い土曜日」の関西支部オリジナルの応援(コール)を図にまとめると以下のようになろうかと思います。
私もさっそく「危い土曜日」を聴きながらWooooooooヘイ!を小さい声で試してみましたが、最高に楽しいです。蘭さんのコンサートの際にはこれで行こうと思います
令和5年11月12日の追記は以上です。
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あ、それからですね!
国際フォーラムの衣装展で何の衣装か分からなかったこれ、
晴れのちくもりさんやお知り合いの方達に「何を歌ったときの衣装でしょうか?」って伺ってまわったのですが結局分からなくて・・・コンサート衣装かテレビ番組に出演した際の衣装ではないか、といった説が多数でした。宿題は持ち越しです(笑)
さて、そうこうしているうちに物販待ちの行列は2列縦隊に整理され、ぞろぞろと進み始めます。
辺りには物販待ち以外の人達も増えてきて、場内ではマイク・テストが始まり・・・並んでいるだけでも気分が上がってくるのですよね。
そしていよいよ午後2時になり、グッズの販売が始まりました。売り子さんが5人ほど並んでいるブースで整列順に買い物をするのですが新柄のTシャツは・・・早くから並んだ私は確実にゲットできましたが・・・「お一人様1枚」の販売にもかかわらずS・M・L・XLの順であっという間に売り切れ・・・なので買いそびれた人が多かったようです。
私ももう1枚欲しいので通販で再販売していただきたいです。
秋の新作 似合ってるかな
お姫様みたいだ!
私の席はCブロック9列79番という、例によっての天井桟敷!
しかしこの席がステージ正面にまっすぐ続く通路沿いという、立って踊ってコールするには絶好の立地(笑)
よりステージに近いBブロックのやはり同じ通路沿いに席を占めるのはハンドルネーム「悲しきためいき」さんとアキちゃん、ほんの少し離れて「晴れのちくもり」さんも!
開演前のひと時・・・
頼まれていたコンサートグッズをアキちゃんに渡してミッションコンプリート。大役を終えてほっとしたよ~
そして旧知の間柄の「悲しきためいき」さんと「晴れのちくもり」さんは、お互いの席がとても近いことにびっくりしていらっしゃいましたね!お二人とも久しぶりに会えたことをすごく喜んでいらっしゃいました。
長身の晴れのちくもりさんはCブロックの私の席からも後ろ姿がよく見えるので、
「晴れのちさんが右手を突き上げたら、私も右手を突き上げてコールしますからね!」
って言ったら大先輩、嬉しそうに笑っていらっしゃった。
実際私たちキャンディーズファンは、2019年6月まで、再びコンサート会場で蘭さんが歌うキャンディーズを聴く日が来ることなど想像できなかった。
そして今日この日、キャンディーズゆかりの日比谷野音には「晴れのちくもり」さんと「悲しきためいき」さん、アキちゃん、会場では会えませんでしたが「オレンジの海」さん、Mさん、野音にいらしたことを後で知った「すずラン」さん、「ユー」ちゃん、「しげゆき」さん・・・
お付き合いのある方たち全員のお名前を挙げることは控えるけれど、キャンディーズバンドの活動を通じて出会ったたくさんの方達が集まり、蘭さんと共に歌い、踊る。
3000人に及ぶファンが蘭さんに向けてコールをする。
・・・この幸せをどのように表現すればいいのだろう!
Don't stop ! Don't stop ! Don't stop the music!
Don't stop ! Don't stop ! Don't stop the music!
コーラス、渡部沙智子さんと高柳千野さんの威勢の良いかけ声から一転・・・是永巧一さんの痺れるギター・リフ・・・デンデケデケデン・デ・デ・デ・デ・デ・デ・デ・デンデケデケデン・・・さあ、待ちに待ったコンサートの開演です!
(つづく)
日比谷野音100周年記念主催・共催コンサートのパンフレット
赤色のアンダーラインは筆者によるものです。