令和4(2022)年12月11日(日曜日)晴れのち雨
いかがお過ごしですか。
今日は自宅休養日・・・撮りためた紅葉の写真を何枚かお届けします。
モミジバフウ 日比谷 11月10日
モミジバフウの紅葉は緑色から黄色そして赤へとカラフルです。
私はこの木の紅葉を毎年楽しみにしています。
イチョウ 大手町 11月21日
東京の木々は、今年も強い台風に痛めつけられることがなく、
イタヤカエデの枝にアオサギ? 日比谷公園 11月25日
しかも、この秋・冬は昨年に引き続き2年連続で木枯らし1号が観測されませんでしたね。
日比谷公園 イロハモミジ 11月25日
穏やかな気候に恵まれて、師走を迎えてもなお紅葉を楽しむことができました。
イロハモミジ 善福寺 12月11日
上の写真は本日撮影しました。
「そろそろ年賀状の支度を」などと考えているのですが・・・このように美しい紅葉が残っているので気持ちの切り替えがね、なかなか年末モードになりません(笑
令和5(2023)年1月9日(月曜日 成人の日)晴れ 追記
昨年12月17日に上野の東京国立博物館で 尾形乾山筆「紅葉に菊流水図」(江戸時代・18世紀 紙本着色) を観ました。
東京国立博物館の常設展は展示作品の写真撮影が原則として認められているのですが、この作品を撮影していたことをすっかり忘れていました。
作中の和歌は乾山の自賛で、
朝日かげ うつる 梢の 霜とけて 色そめまさる 庭の もみじば
影しあれば 水のうへにも 大澤の 波の花なる 秋の 白菊
とあります。
それでね・・・この乾山の作品に触発されて、紅葉の写真の紹介と併せて、昨秋11月20日に新宿御苑で観た菊の様子をここに追記することにしました。
新宿御苑の菊花壇展は昨秋11月1日から11月15日まで開催されていて、私が観覧をしたのは会期後、撤収前の菊花壇でした。
従って見頃を逸した花もあったのですが、ほとんどの菊はまだ見事に咲いており、
開花の遅い種類(管物菊、一文字菊)によってはまさに見頃、というものもありました。
このブログでは新宿御苑の菊花壇展のことを毎年書いており、しかも昨年は会期終了後の鑑賞だったので・・・惜しい気持ちがありながら記事にしませんでした。
しかし尾形乾山が紅葉と菊を同じ画面に描いている「紅葉に菊流水図」に心を促されて・・・年をまたいでしまいましたが(汗・・・新宿御苑の菊花の写真も紹介する次第です。