令和4(2022)年10月31日(月曜日) 記

 

 いかがお過ごしですか?

 

 もう2週間が経ってしまいましたが10月17日(月)の仕事帰りに、TOHOシネマズ新宿で、映画「もっと超越した所へ。」(山岸聖太監督 根本宗子原作 2022年作品)を観てきました。

 

 

 

 前田敦子さんと趣里さんという、大好きな女優さん達が出演しているので、これは見逃せません爆  笑

 

 

 

 ストーリーは、

 クズ男からクズ男(菊池風磨、オカモトレイジ、三浦貴大、千葉雄大)へと渡り歩くことになった四人の女性達(前田敦子、伊藤万理華、黒川芽以、趣里)が、それぞれ一度は別れを決意したものの考えを翻(ひるがえ)して・・・開き直って・・・目の前のクズ男を引き受けることにする。

 

 毒喰わば皿まで、心頭滅却すれば火もまた涼し、その決断が果たして映画のタイトルどおりに彼女らを「もっと超越した所へ」と導くか否かはわからないけれど、どんな男であっても荷物持ちぐらいには使えるだろう、イイや、それで構わない・・・という話です。

 

 わたしとしては好きな女優さん達がクズ男を選んでしまう姿を見て「も~💦やめときなはれ・・・ショボーン」とつぶやきつつ目を背けるしかないのですが、妻に言わせると「前田敦子の相手のヒモって菊池風磨クンでしょ~、私だったら、肉体的暴力を振るわれないかぎり別れないよ」だそうです。

 甘いよ、君は甘い、子供過ぎる!

 

 実は一昨年、「劇場」(行定勲監督 又吉直樹原作 2020年作品)という映画を見たのですが、これがまた、山﨑賢人さん演じる演劇青年がプライドが高いだけのクズ男で、松岡茉優さん演じる尽くすタイプの恋人がかわいそうで・・・あの山﨑賢人は名演だった、殴り倒したいほどのクズ男だった。

 

 

 

 でね、「劇場」の松岡さんは山﨑賢人と別れるのですが、オレの茉優ちゃんてへぺろが気の毒すぎて映画の後味がちょっとね・・・。

 

 その点、本作の四人はそれぞれに逞(たくま)しく、そして彼女らの開き直りには将来に向けて一筋の希望はあるのであって・・・映画の後味はすがすがしかったですよ。