真の経営者は「善悪」の基準で判断する・・・
Honesty pays in the long run.
→ 正直であるということは、長い目で見たら一番得を
する・・・という意味です。
「ウソつきは泥棒の始まり」という諺がありますが、これは
けっこう真実を突いていて、日常的にウソをつくようになる
と人は人生がどんどん歪んできます。
犯罪者の中には、当初は否認していたのに(←ウソをつい
ている)証拠が挙がってどうしようもなくなったらついには
白状する・・・というパターンの人が多くいると言われます。
ウソをついていた分、結局は大勢の人の時間を泥棒した
ことになります。
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稲盛和夫氏の経営哲学の一つにこんなのがあります。
「経営判断をする場合、一般的な考え方としては【損得】
という利害得失で考えがちですが、真の経営者は【善悪】
という基準で判断すべきです」
正直者は「善」で、ウソツキは「悪」です。
経営者は正直者でなければいけません。
正直者だからこそ社員たちが安心して働くことができ、
お客さまも安心して商品を購入することができます。
また、併せて経営者は「他者や物事の善悪を判断する
力量を持つ」ことが必要です。
それにはまず自分自身が立派な人間性を持つことが
求められます。
経営者に限らず、資本主義社会で生きていく以上は
すべての人が「善悪の基準」で判断できる習慣や哲学
を身につけることが大切で、それが実現するとかなり
暮らしやすい社会になると思います。
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