売上を作ることの大切さ
顧客のために(あなたの)会社があるのであって、
会社のために顧客が存在するのではない・・・と言われます。
また、経営に秘策はなく、商道に奇策はなし・・・です。
会社の経営にとって最も大事なことは、「利益を出す」こと
で、そのための手段として「売上をつくる」ことが必然的に
求められます。
利益を出す → 目的
売上をつくる → 手段
目的と手段をはき違えて売上至上主義になって、何をしても
いいから売上をつくるんだ!・・・となってはいけません。
そんな姿勢には「顧客を大切にする」精神が抜け落ちて
います。
次に、「利益を出す」という目的を遂げるためには
「費用を削減する」という手段も大切です。
費用を削減する → 手段
ここでも、売上と同じく「何が何でも費用を削減せよ!」と
いう姿勢はうまくありません。
そんな姿勢には「社員を大切にする」という精神が抜け落ちて
います。
経営では「顧客も社員も大切にする」という精神が重要です。
「費用削減」は第一義である「売上をつくる」に対して、
その重要度合いは及びません。
経費の削減とか、効率化とか、採用とか、不良率の低下と
いったことよりも「売上をつくること」のほうが優先順位は
高いです。
売上をつくることができなかったら、経営というゲームは
スタートしないし、即ジ・エンドとなるからです。
だから経営者はいつも「売上をつくる」ことを意識していますし、
ちょっとしたことでも売上増加につながることならそのチャンス
をつかもうという貪欲さを持っています。
そこで忘れてはいけないのが冒頭の言葉「顧客のために
(あなたの)会社があるのであって、 会社のために顧客が
存在するのではない」・・・ということです。
ややもすればつい忘れがちな言葉ですが、会社経営に
携わる者にとってこの概念は決して忘れてはいけないこと
だと思います。
私の著書 2冊+電子書籍11冊
お金の教養シリーズ 5冊
組織マネジメントシリーズ 4冊
ビジネス人生論シリーズ 2冊
(アマゾンの電子書籍)
http://www.amazon.co.jp/-/e/B00VUO7NIC