大人の計算では「上2桁」と「スピード」が重要
子ども(小学生の頃)の算数では、足し算、
引き算、掛け算、割り算のすべてにおいて
正確な解答が求められます。
たとえば、57+94だと「151」だけが正解
で、23×78だと「1794」だけが正解です。
それ以外の答えはすべて×で、0点です。
ところが、大人になって働いて仕事をする
ようになると、必ずしもそこまで正確な答え
を求められなくなります。
151 → 150 で構わなくなり、
1794 → 1800 と置き換えられるように
なります。
つまり、大事なのは「末尾までの正確さ」
ではなく「上位2桁・3桁の概算」になるわけ
です。
これいくら?・・・と聞かれたときに、
「3,978円」と正確に答えなくても
「約4千円」と答えれば済むようになります。
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会社経営でも、経営者が今月の売上数字
がいくらなのかを知りたいとき、経理部門の
正確な月次決算を待つより、アバウトで構わ
ないのでさっさとその概略数字を出してくれた
ほうがありがたいものです。
経営者が知りたいのは、13,018,558円
という正確な数字ではなく、「約1千3百万円」
という数字で事足りるわけです。
大事なのは主に「上2桁(ケタ)の数字」です。
大人の計算/ビジネス進行上の数字では、
正確さよりも「概算」が求められます。
また、「数時間もかけて出された正確な数字」
よりも「その場での即答/短時間での概算」
が重宝されます。
重要なのは「上2桁の概算数字と、それを
出すまでのスピード」にあることを、改めて
サラリーマンは認識することが大切だと
思います。
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