優勝できなければ最下位と同じなのか?
スポーツ選手の中には、試合後のインタ
ビューで「優勝できなければ最下位と同じ
ですから・・・」といった類のコメントをする人
がいます。
まあ、それくらいの気持ちで優勝を狙って
頑張っている(きた)・・・という意味だと思い
ますが、もし、本当に文字通り「優勝できない
=最下位」という認識でいるなら、ちょっと
キケンかもしれません。
そんな「オール オア ナッシング」の発想で
は「100点か0点か」という考え方になり、
うまくいかなかったときの精神状態が脆く
なる恐れが高まるからです。
人は生まれながらに不完全な生き物ですし、
人生はそもそも完全完璧であり続けること
なんてありません。
仕事でも完全完璧を追求し出したら、
永遠に仕事が完結しません。
どんなに実力があっても勝負事に負ける
ときはあるものです。
そもそも、プロ野球・プロサッカーなどは、
お互いがプロ同士で、プロ選手なら勝って
当たり前・・・とも言えなくもないのですが、
プロ対プロでは必ずどちらかのプロが敗け
ることが決定づけられています。
人生で成功者にならなければ意味がない
・・・とか、100%いつもうまくいかなければ
いけない・・・という強迫観念を持つ必要は
ないと思います。
「勝ち負け」というのは「他人との関係性」
の中にある話です。
「やり続ける」というのは「自分との関係性」
の中にある話で、こちらのほうが重要です。
勝ち負けに関係なく長く続けていく・・・という
ことも大事なことであり、そのためには「100
点でも0点でもなく、その間の点数」を受け
入れることが大事だと思います。
私の著書 2冊+電子書籍11冊
お金の教養シリーズ 5冊
組織マネジメントシリーズ 4冊
ビジネ人生論シリーズ 2冊
(アマゾンの電子書籍読み放題に該当して
います)
http://www.amazon.co.jp/-/e/B00VUO7NIC
記事を見逃したくない人はメルマガへどうぞ!