収益自己住宅(賃貸併用住宅)という発想
「賃貸併用住宅」という不動産投資方法が
あります。
自分が住む住宅建物の一部を貸出して
賃貸収入を得るやり方です。
別名「収益自己住宅」とも呼ばれています。
・・・・・・・・・・
今でこそ核家族が大半となり、住宅は昔ほど
大きくてたくさんある間取りではなくなってきま
したが、それでも中には「子どもが独立して
家を出ていって、空き部屋ができた」という
住宅は多いと思います。
そうした住宅を夫と妻の2人で住むには
広すぎる・・・と思えば、空き部屋を貸し出し
することも一つの手です。
また、もっと言うと、子どもが親と暮らすのは
せいぜい20年間前後だと思えば、最初から
住宅を購入するときに引き算をして「あと何年
子ども部屋が必要か?」と計算して、予め
そのように設計した住宅を購入することも
手です。
場合によっては、子どもが大きくなってから
住宅を購入するとしたら、そんなに広い家
を買って子どもが独立した後も住宅ローン
を支払い続けることがちょっとナンセンス
だと気づくかもしれません。
子どもがいなくなって空き部屋になった部屋
の分もずっとローンの返済をしていくと思えば、
あまりにもったいない話です。
そこで有効になる考え方が「収益住宅
=賃貸併用住宅」という考え方です。
子どもが家を出ていった後は外部に貸し出し
をすることを前提にして、初めからそうした家
づくりをしておき、その段階になったら賃貸
募集をして他人に貸し出せば良いわけです。
玄関・バス・トイレなどの考慮が必要なので、
一般的な住宅の建築にはなりません。
ある程度、専門化のアドバイスが必要に
なるかと思いますが、一つの手だと思い
ます。
特に、子どもがいない夫婦にとっては
一考の余地大だと思います。
そうすることで家賃収入が入ってきますから、
住宅ローンの返済にも一役立てますし、
住宅ローンの返済が終わった後はまるまる
お小遣い収入となります。
同居する家族が減って家の中がガランとした
状態で、黙々と高い住宅ローンを返し続ける
のは何とも寂しいものです。
空室だらけの家は資産の無駄遣いと言えます。
収益不動産という発想を「家を建てる/購入
する」タイミングで持っていれば、家の建て方
/買う視点も変わってきます。
言えるのは「短期目線で行動するのではなく、
長期目線で行動した者が勝つ
/勝利の美酒を味わえる」ということです。
自宅を「自宅+貸し出し住宅」という設定に
して考えると、将来の自分年金にもなって
老後の経済的自由さにも大きく影響を与える
と思います。
私の著書 2冊+電子書籍11冊
お金の教養シリーズ 5冊
組織マネジメントシリーズ 4冊
ビジネス人生論シリーズ 2冊
(アマゾンの電子書籍読み放題に
該当しています)
http://www.amazon.co.jp/-/e/B00VUO7NIC
記事を見逃したくない人はメルマガへどうぞ!