自分の知識と知恵にいくらの値段をつけるか?
よく言われることですが「情報」が氾濫する
今のような社会では、ただ単に情報を持って
いるだけではあまり意味がないことになって
います。
情報を組みあわせて「知識」と変え、その
「知識」を昇華して「知恵」とすることが必要で、
「情報・知識・知恵」がセットになって初めて
価値あるモノに変わります。
情報 → 知識 → 知恵・・・です。
そして、それらのどれをとっても「タダでは
手に入らない」と認識しておいたほうがベターです。
日本人はとかく「情報はタダで手に入る/
タダで情報を得たい」と思いがちですが、
世界標準的にはそれはちょっとズレた認識
となります。
欧米に比べると相手が提供してくれる情報・
知識・知恵について、安い値段でも「失礼だ」
と思わない鈍感さがあり、また「ほんわかとした
何となくの気持ちできっとわかってもらえる」と
いう変な錯覚があります。
欧米の感覚・認識が必ずしも良いわけではあり
ませんが、世界標準で考えるとどうしても欧米
の基準に沿って物事をとらえ直す必要がある
のも事実です。
知識に対するリスペクト=ギャラ・・・です。
日本人は抽象的な情報にお金を支払うという
習慣があまりないのですが、ビジネスを展開する
人であれば「情報の有料は常識」という認識を
持っているものです。
一歩ひるがえって、自分自身の持つ情報や知識
や知恵にもし値段をつけるならいくらが妥当なの
か?・・・と考えてみると良いと思います。
人それぞれの価値観があり、国独特の文化や
風習がありますが、これからのビジネス社会を
生き抜いていくには、まずはそうした「有料化の
発想」を身につけることは大事だと思います。
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