社長は企業理念/経営理念を忘れてはいけない
もし、コップに注がれた水の中に一滴でも
「毒」が入っていたら、その水を社長は飲む
でしょうか?
→ 決して飲まないハズです。
自分では飲まないその水を社員に飲ませて
いるとしたらおかしな話です。
ここで言う「毒」とは、「会社の目的に反する
こと」です。
会社の目的は原則的に「理念の追求と利潤
の追求」ですから、毒が入っている水とは
主に理念違反する行為や会社の利潤を
剥奪するような行為を指します。
もっと言えば「私利私欲の行為」です。
社長は会社というコップ(←公器のたとえ)の
中の水を飲む(←経営することのたとえ)こと
が必要で、それには毒入りの水ではなく
真水(まみず)であるように努めることが
大切です。
そんな純粋な生き方/経営哲学を持つ自分
を誇りに思い、社員を信じ、ビジネスモデルの
公益性を頼りにして、競争社会の荒波を乗り
切っていくことが大事だと思います。
人間ですから、社長であってもときには私利
私欲が頭をもたげることもあると思います。
だからこそ、毎日理念を唱和するなどして自分
の頭の中に「理念>私利私欲」の状態を常に
作っておくと良いと思います。
社長は企業理念/経営理念を忘れてはいけ
ないですし、また、自分からお金を引いたとき
に何が残るか?何を社員に語れるか?・・・
ということも考えてみると良いと思います。
何も残らないようではナンセンスですし、
社員たちから見てそれなりに崇高な存在
であることが重要です。
毒を排除し、真水状態を保ち、仮に最悪の
場合は清濁飲み干すくらいのつもりでいる
ことが期待されている存在です。
まあ、そうしたことになったとしても、その
比重はやはり「清」が主となっていなければ
いけないと思います。
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