サラリーマン社会も変化していきます
戦後の日本のサラリーマン社会では、社員
に多くのことを要求するのは当たり前・・・と
されてきました。
前提にあったのは「上司は常に正しく、言わ
れたとおりやるのが良い部下だ・・・」という
上位下達（じょういかたつ）の考え方です。
ビジネスにおける真の実力があるかどうかは
ほとんど関係なく、たまたま配属されて就いた
上司に気に入られるかどうか、昇進するため
にはおべっかを使い、遅くまで残業し、休みの
日も上司のためとあらば出勤・接待に出かけ
る・・・なんてことがまかり通っていました。
ここで不思議なのは、それでも会社はまわり、
創造的なことが起き、ビジネス社会で存続して
こられた・・・ということです。
でも、そうした古き時代の慣習は、やはり
時代の流れの中で薄まってきています。
昨今では、さまざまな「ハラスメント」の名称
が設けられ、ちょっとしたことでもすぐにＮＧ
行為とみなされるようになりました。
サラリーマン社会も変化しています。
昔は通用した（それで良かった）けど、今は
もう通用しない（それは違法行為になる）と
いうことは多々あるものです。
４０代後半以降のサラリーマンは、そうした
時代の変化に十分留意して、自分のサラ
リーマン人生の晩節を汚すことのないよう
に気をつけることも大切だと思います。
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ためのビジネスマン研修・ヒント１００』
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