逆境になって初めて学べる（気づける）こともたくさんあります
煮ても焼いても食えない
→ 魚でも野菜でもキノコでも、あるいは人で
あっても、どうしようもないモノのことを人は
そう表現します。
そんな「煮ても焼いても食えない」というダメな
モノであっても、実はウルトラ技が一つあって、
それは「天日干しにして乾燥させること」です。
内部にある悪い水分を出し切ることで、当初
とは違って優れモノに変身することがあります。
渋柿だって、干しておくと甘くなります（干し柿）。
サメのヒレも乾燥させることで、その後の水戻し
で味付けが美味しくなります。
シイタケも天日干しにするとビタミンＤが
急激に増えると言われます。
同じように、煮ても焼いても食えないような
社員は、一度みんなから干されることが
良いかもしれません。
周りから干されることで自己を顧みる機会と
なれば、そこで反省も生まれますし、自己中心
で独善的な態度がもしかすると今後は改めら
れるかもしれません（まあ、ちょっと諸刃の剣
かもしれませんが・・・）。
・・・・・・・・・・・・・・・
人間というのは、人から愛されたり、守られ
たりしていることに極めて鈍感ですが、逆に
自分の意に沿わないことに対してはとても
敏感です。
自分の意に沿わなくても気にしない、それ
以上何もしない・・・とできるのが社会人と
しての大人の対応ですが、幼稚なままの
人は「自分の意を貫くためなら他人に危害
を加えても構わない」という独りよがりな
発想で事件を起こします。
そうした事件は、毎日テレビ等で報道されて
います。
逮捕されてからいつも言うのは「あんなこと
をしなければよかった・・・今ではすごく反省
している・・・」です。
自分の意に沿わないことがあったときに
どう対処するか？・・・が大事です。
つまり、出来事のとらえ方です。
それによって人生も変わっていきます。
人生は選択と決断の繰り返しですが、
すべては出来事への対処の仕方次第・・・
だと思います。
逆境になって初めて学べる（気づける）こと
もたくさんあります。
その「気づき」からどんな「行動」を起こして
いくかが重要です。
逆境から学べることの多くは真理・普遍・
原則・感謝・・・などだと思います。
場合によっては本当に「干される」という経験
をすることも、今の魂のレベルが幼稚なまま
の人にとっては良い経験かもしれないと
思います。
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