自分の美学を持った生き方
9月に引退をした安室奈美恵さんの言葉に
こんなのがあります。
「私の好きな色・・・
それは何色にも染まらない黒
そして、何色にも染まれる白」
自分の軸をしっかり持ち決してブレることが
ない意思力の象徴が安室さんの言う「黒」で
あり、また、同時に時代の流れに合わせて
臨機応変にも対応しうるだけの柔軟性の
象徴が同じく「白」なのだと思います。
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「自分の美学を持った生き方をしている人は
カッコいい」・・・と思います。
「自分の美学」とは一種の「こだわり」ですが、
それは変なプライドや意地っ張りや頑固さでは
なくて、「社会を生きるうえでの自分なりの決断
基準」・・・といった感じです。
たとえば、世の中には「お金のためならどんな
ことでもやる」・・・という人もいれば、反対に
「お金のためとは雖(いえど)も△△・××な
ことだけは絶対に手を出さないことにしている」
・・・という人もいます。
どちらもその人なりの決断基準であり、信念で
あり、性格的な要素を含んでいると思います。
それが美学と言えるまで昇華できるかどうかは
その人の哲学次第だと思います。
人それぞれの生き方ですから、他人がとやかく
言うことではありませんが、社会に迷惑を及ぼ
すようなことであれば、やはりそうした行為はNG
だと思います。
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自分が何かをやるときは、「それをやるのが
正しい(適切な)ことか?」・・・と自分の心に
聞いてみることも大切です。
大事なのは、自分にとっての決断基準を持って
いること・・・理論構築に裏付けされた価値観
=すなわち哲学を持っていること・・・などです。
それらを持ったうえで大切にして生きる姿勢
にこそ「美学」があると思います。
人間は完璧ではないし、失敗もします。
完璧でないからと言って、社会で「のけ者」に
なることはないし、失敗をしたからと言って
人生の敗北者になることもありません。
人生に目的を見い出して、毎日の経験を未来に
向かってより豊かにしていく意識を持ち、自分の
ためだけではなく「周囲のため/社会のため」も
多少は配慮を講じて生きることが大事だと
思います。
「自分が何を得られるか?」・・・だけではなく、
「周りに何を与えられるか?」・・・も考える、
ということです。
そうすれば人生の「次の導き」がきっと見え
てくるだろうなあ・・・と思います。
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