「あんなものが/こんなものが」・・・と見下してはいけないですね
歳をとってくると、若い世代に流行っていること
についていけなくなり、「なぜあれが人気なのか
わからない・・・」ということが起きてきます。
わからない=理解できない・・・のは、自分の
理解力のことなのでそれでも構わないのですが、
だからと言って、そうしたことを喜んでいる世間
を斜めに見て否定的になる姿勢は良くないと
思います。
そうした姿勢になると出てくる言葉が「あんな
ものが/こんなものが」・・・というセリフです。
こんなものがなぜ人気があるのかわからない
・・・と言う人がいますが、半分以上は「わかろう
としていないだけ」・・・です。
そして、自分のほうが正しい軸であって、そんな
正しい自分がわからないことだから、ああしたこと
に人気のあるのはおかしい・・・という歪んだ考え
方をしているだけだと思います。
ここでの大きな問題は、「こんなものが・・・」
「あんなものが・・・」と見下していることに
あります。
その人気が商業目的で不正に作られた評点
だったり、インチキな数字で作られた人気では
ない限り、すなわち不特定多数の人の純粋な
気持ちによる人気である限りは、素直に認めて
敬う姿勢が大切です。
また、自分が理解できないのは仕方ないとしても、
肝心なのは次に「理解してみようと努める姿勢」
を持つことだと思います。
それには自分も実際に体験してみるなどが
有効です。
人気のあるものに自分から近寄っていくと、
「あんなものが/こんなものが」・・・といって
いたイメージが少しは晴れるかもしれません。
「あんなものが/こんなものが」・・・という言葉
は自分の品性を落とす言葉なので、使わない
ようにするほうがベターだと思います。
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