昨年、エイプリルフールで話題になった話
昨年(2018年)4月1日にアメリカで話題となった
ウソの話です。
○大手オンライン旅行サイトのエクスペディアが
社員全員をクビにして、すべての業務を今後は
人工知能(AI)に任せ、それによって人件費を
0円に削減することにした・・・と。
そして、「人件費削減セール」を行なった・・・と。
・・・・・・・・
もちろん社員をクビにすることもAIに置き換えた
事実もありません。
でも、そう言われると、何となくそうなのかな?!
と思ってしまえるところに、「アメリカ/クビ/AI」
というキーワードがあるように思えます。
これはエクスペディアが4月1日のエイプリール
フールに合わせて行なった特別企画だったわけ
ですが、この話(ウソ)には経営リーダーが学ぶ
べきちょっとした教訓があります。
それは何か?
1. こうしたウソの話を企画・公表するという
ユーモアの発想を持つ人材がこの会社に
存在しているということ
2. 1のことを承認する経営リーダーも存在
しているということ
あと、加えて言うなら「そうした文化を醸成して
いるお国柄/社会風潮があること」・・・です。
エクスペディア・グループはアメリカのワシントン
州に本拠地を置くオンライン大手旅行会社で、
売上高はオンライン旅行会社として世界2位、
取扱額は世界1位・・・だそうです。
それだけ、企画も販売も財務も優秀な社員たち
が集まっている会社なのだと思います。
エイプリルフールに合わせたウソの話とは言う
ものの、まんざらあり得ないことではない・・・と
いう一種の危機感を経営リーダーや社員たちも
持っていて、それを暗に他の一般社員たちに
知らしめる効果も狙った・・・と好意的な解釈も
されているようです。
人間でなくても機械・ロボットで仕事を置き換え
ることができる・・・そんな仕事を業務としている
サラリーマンは、「自分の仕事の在り方/向き
合い方」を再考しておくことも必要だと思います。
要は「将来性/未来性が高いか低いか?」
ということです。
「今」がどうであれ、「先」を見据えたうえでの
自分の今後の身の振り方/生き抜いていく
方向性を見定める意識を持つことは重要だと
思います。
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