ピンチはチャンス／問題は解決のスタートライン
人は誰でも「不安・心配」と「欲・希望」を
持っています。
言い換えると、不安・心配は「現状」で、
欲・希望は「未来像」です。
そうした現状を変えて、適切に未来像を現実
化させてあげることがビジネスのコツであり、
ビジネスチャンスはまさにそうしたところに
あります。
時には「現状が続いた場合の不安・心配を
教えてあげて、自社商品を購入すると期待
できる未来像を空想させてあげることで
欲・希望を刺激する」・・・ことが大切です。
それは、お客さまが抱えている問題・悩みを
解決して感謝されることでもあります。
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アメリカの大手電話会社ＩＴＴの会長／
ハロルド・ジェニーン氏の言葉にこんなの
があります。
「危機や破局は一夜にして生ずるものでは
ない。
それは問題が長い間隠蔽され、症状が
悪化するままに放置されてきた結果である」
そのとおりだと思います。
サラリーマンが、会社内で生じたトラブルや
問題をそのまま放置していると、どんどん問題
が悪化して解決するのがますます難しくなって
いくことがあります。
ほとんどの場合、放置した問題は改善すること
なくただただ悪化していくだけです。
そもそも、すぐに問題解決できる問題であれ
ば、とっくに手を打っているハズです。
自分ではどうしようもない問題だと思うから
こそ、放置して「見て見ぬふり」をしている
わけです。
しかし、ここにも一つのチャンスがあります。
これを解決することができれば、自分のビジ
ネススキルを大きく伸ばすことができます。
ビジネスマンは、社内で積極的に問題を探し、
それらを解決しようと目論みます。
それは自分の能力を高める良い訓練になると
わかっているからです。
つまり、「問題」は「自分の成長のタネ」でも
あるわけです。
ピンチは見方を変えればチャンスでもあります。
不安を安心に変え、問題を解決に導き、そうした
過程の中で自分の能力を高め、再現性の高い
スキルを身に付けていく努力を惜しまない・・・
という姿勢はとても大切だと思います。
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