部下が結果を出してから褒めるのは二流上司
結果を見てとやかく言うのは誰でもできます。
会社で言うと、部下が良い結果を出してそれを
見てから褒めるのなら誰にだってできますし、
同様に悪い結果を出してそれを見て叱責する
ことも誰にだってできます。
そうしたレベルのマネジメントを行なっている
うちは「二流上司」と呼ばれます。
三流上司は、結果が出ているのに褒めず、
損害を与えているのに叱責しない・・・という
上司で、これは論外です。
一流の上司は、部下が結果を出す前の段階で
「褒める」・・・と言われます。
また、時には軌道修正を促します(←叱責
するわけではありません)。
そうした上司は、部下の行動を見ているだけで
先が読めるわけです。
結果が出る前に部下の良い兆候にも悪い兆候
にも気づくので、その先も読めるわけです。
他の誰も(本人すら)気づかない段階で、
部下の良い行動ぶりを評価し、小さな変化を
見逃さずに褒めて促進させると、部下は安心
して邁進できます。
自信もつきます。
その結果、(予定通りに)良い結果を導き出し、
そこでまた褒めます。
ますます部下は自信を持ちますし、上司への
信頼感も増します。
自分のやり方が適切かどうかをジャッジして
くれる上司がいることは、部下にとって大変
ありがたいことです。
結果が出てからしか部下を褒めようとしない
上司だと、結局は部下を業績を上げる道具にしか
見ていない・・・とも言えそうです。
結果も大事ですが、その前段階である「プロセ
ス」にも着目する・・・つまり部下のことを「常に
見守っている」・・・という姿勢こそが、リーダー
には大切なことだと思います。
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