親の遺産を当てにしないで生きる姿勢
相続で「争続」になる人がいます。
意外なことに、そういった人は高額の遺産
相続で揉めるのではなく、1000万円以下
といった比較的少額の遺産相続で揉める
ケースが多いと言われています。
一般的に、人は「親の財産をもらいたい」
と思う人が多いのかもしれません。
まあ、人それぞれの経済環境、家庭環境に
よって考え方は変わりますから、唯一の正解
なんて存在しませんが、私は「親の財産を
もらいたい」とは思っていません。
弟がいますので、弟が多く引き継げばいいと
思っています。
まったく要らない!・・・とまで言い切る自信は
ありませんが、「自分でコントロールして決める
シロモノではない」と思っているので、相続に
関しては受け身の姿勢です。
親が自由に決めれば良いと思いますし、
その意向に100%従うつもりです。
人は「ないものねだり」をしたり、「もらえる
ものなら(=タダなら)何でももらいたい」と
思う傾向があります。
でも、それを主張し過ぎて人と揉めたり、
争いを起こすことは美しい姿勢とは言えま
せんし、むしろ「恥」だと思います。
国家でも、ビジネスでも、個人間でも、一番は
「戦わないこと」であり、協調して生きることが
大切だと思います。
それなのに、不思議と人はつい戦ってしまう
ヘンなクセがあります。
身内の間では「遺産を手に入れようとしない、
もらわない」ことが戦いを避ける絶対的手法
であり、それで幸せと感じられるような生き方
をするのが一つの理想形だと思っています。
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