誰も皆社会の一員です
かつて、アダム・スミスは、こう言いました。
「各自が商売に励めば、一人ひとりの行動は
利己的なものであっても、全体としては
『神の見えざる手』によって結果的に
経済が良くなる」・・・と。
会社はその象徴だと言えます。
それぞれの会社はそれぞれの思惑通りに
利潤を追求して事業活動を行ないますが、
それが全体として合わされば結局は「経済の
発展」に貢献していることにつながります。
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話はちょっと逸れますが、野球のダイヤモンド
(=グランド)は90度でつくられています。
選手たちはその90度のグランド内で銘々の
プレーを行ないます。
でも、大事なのは残りの270度にもあって、
・・・つまりグラウンド外のところにもあって、
選手が持てる力をふんだんに発揮できるよう
に援護してくれている控えの選手や監督や
コーチやファンや審判や解説者や選手の家族
などがその270度のところにいてくれるからこそ
「野球」というゲームが滞りなく成立していきます。
表面的に見えていること・・・目先的に見えて
いることだけがすべてではなく、むしろそれら
は氷山の一角であり、表面的には見えていない
こと、目先ではなく遠くにあることに目を向ける
ことも大切です。
人は、誰もが社会を構成する一員です。
自分さえ良ければいい・・・といったエゴを捨てて、
社会の一員として己の心を適切に保ち、
己の心に愧(は)じない姿勢を取り続けること
が大切だと思います。
そうした倫理観をもって、神の見えざる手に
導かれるがごとく生きていけば、きっと世界は
平和で豊かな暮らしができる世の中になって
いくでしょうね。
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