定年退職者する前に・・・
最近は、退職時に退職金が出ない会社も
増えてきた・・・と聞きました。
それも、定年退職した場合であっても出なく
なった・・・とか。
一方で、大手企業であれば、上級管理職に
就いていた人なら2,000万円以上の退職金
が出るケースはまだまだ多いと思います。
退職金を当てにして住宅ローンの一括返済を
考えている人もいたりするので、もしも自分が
定年間際になって制度が変更になったりすると、
それはかなり大変なことかもしれません。
また、老後の生活費は退職金を当てにして
考えている人がまだまだ多くいると思います。
これはこれでキケンな考えだと思います。
以前は、退職金のほかに公的年金があって、
基本的には年金だけで生活ができるくらいの
パターンでしたが、今の時代は年金だけでは
とても生活できるパターンにはなりません。
そこで、退職金を取り崩すペースも確実に
昔より早くなると思います。
仮に毎月15万円を退職金から取り崩して
生活していくと、年間で180万円・・・10年
(=75歳時)で1,800万円の取り崩しとなり、
退職金が2,000万円あっても、これでは
76歳以降の生活ができなくなりそうです。
まあ、実際には預金通帳の残高が減ってくれ
ば、イヤでも節約・倹約の生活を強いられます
から、お金が無いなら無いなりに生活パターン
を変えていくとは思いますが・・・。
でも、それはそれでストレスの溜まる
老後人生になるかもしれません。
また、「貯金が底をついたら・・・?!」という
恐怖との戦いは、けっこう辛いと思います。
たとえ、3,000万円・・・5,000万円・・・1億
円を持っていても、60代でそれだけだといろ
いろ複雑に考えて、人はハッピーな暮らしを
送れなくなると思います。
ではどうするか?
「貯めたお金を取り崩して使う」・・・という発想
を捨てて、「貯めたお金を使ってお金を増やす、
その増やしたお金で生活をする・・・」という
発想に早く切り替えることが必要だと思います。
仕事を辞めて自分が働かなくなったとしても、
死ぬまで毎月、定期的に受け取ることができる
収入がある!・・・という環境は、本当にありが
たいものです。
そうなれば、気軽にストレスフリーで気兼ね
なくお金を使うことができます。
自分が働いて得るお金(=就労収入)と、
お金が働いて得るお金(≒権利収入)の
2種類のお金の流れを理解し、退職する前
に何らかの手を講じておくことが重要だと
思います。
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