部下に「なんでできないんだ!」は禁句
サラリーマン上司の中には言葉の暴力
で部下を知らず知らずのうちに傷つけて
いる人がいるかもしれません。
「ペンは剣よりも強し」ではありません
が、ときに「言葉は腕力よりも強し」
になることがあります。
腕力による体の傷みは一瞬ですが、
言葉による心の痛みは生涯続きます。
たとえば、部下が自分の思うように
仕事を仕上げてこないときに
「なんでこんな簡単なこともできな
いんだ!」・・・と言ってしまう上司が
います。
気持ちはわかりますが、やはりこの
言葉は禁句にしたほうが良いと思い
ます。
うまくないポイントは「できる・できない」
という点にあります。
できるかどうかの点で叱ると、
それは結局のところ、能力の問題、
人格の問題、人間力の否定などに
つながります。
そんなときは「なんできるまでやらな
いんだ!」と言ったほうがベターです。
「なんで○○を△△回やらないんだ!」
・・・などと、○○や△△の行動面に
関して叱るのが適切です。
これなら能力の否定・人格の否定・
人間力の否定にはなりません。
単に仕事をサボっていることの叱責
となります。
行動に対しての厳しい評価で部下を
叱責・発奮させる・・・これが大事だと
思います。
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