会社がすべて!のサラリーマンの行く末
ある意味では仕方のないことなのですが、
サラリーマンの多くは会社一筋の人生に
なっていて、定年になる前は会社がすべ
て!・・・という人は多いと思います。
そうしたサラリーマンの多くは定年後に
行き場を失って呆然として、時間を持て
あます生活に陥っていきます。
それまで犠牲にしてきた「家族」からは
相手にされず、辞めた会社の同僚・
後輩からも相手にされなくなり、
身の回りには自分の居場所がない!
というジレンマに陥ります。
ただし、時間だけは毎日24時間ある
ためけっこうヒマになって・・・結局何を
すればいいかわからなくなるわけです。
すべてのことに最優先だった「会社/
仕事」を放棄した途端、人生観が変わ
らざるを得なくなります。
定年になったら新しい人生を歩もう!
と思っていても、その新しい人生がどん
なものか不明瞭で、とっかかりも掴めず、
部下もおらず、自分一人では何もでき
ないことに今さらながら気づく・・・という
道を歩み始めると、ちょっとキケンです。
やがてボケが始まるからです。
ボケないためには、定年だろうと何だろう
と関係なくいつも目的意識を持って打ち
込む「何か」が欲しいところです。
一般的には「趣味」と言われます。
60歳・・・65歳の定年まで勤め上げるの
は立派ですが、自分の人生を見失って
徘徊するような生き方をしては本末転倒
です。
サラリーマンも50歳を過ぎたらいつ
辞めても良いように気持ちを改める
ことが大事だと思います。
そして、いっそのこと定年を待たずして
もっと早く会社勤めを卒業し、自分で
何かを始めたり、新しいことに挑戦し
たりする人生を歩む方が先々のことを
考えると健康的だと思います。
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