すべての人が常に自分の夢を持ち、
それに向けて行動をしているわけでは
ないと思います。
中には、自分のやりたいことや夢・ 目標が
ない・・・わからない・・・という人もけっこう
いると思います。
願望は漠然としてあるものの、あまりにも
たくさんの願望がありすぎて、そこから
本当の自分の夢につなげることができない
・・・という人もいらっしゃると思います。
そんなときは、ちょっと邪道かもしれません
が「なりたい自分像」を描くのではなく、
「なりたくない自分像」を想いうかべてみて、
今自分が抱えている不平・不満など
「不のつく言葉」の事柄を書き出して
みるのも手です。
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夢や目標がみつからないという人でも、
自分の人生や会社や世の中に対しての
不平不満はそれなりにあると思います。
「不」のつく言葉の事柄を書きだしたら、
それを元に、今度はその言葉から
「不」をとったことを願望として持つ
ように考えてみると良いと思います。
たとえば、「お金がないのは不安だ」
→「お金に困らないようになりたい」
「体が不自由にはなりたくない」
→「常に体を自由に動かしていたい」
・・・などです。
そして、その願望を「夢」に転換します。
願望は「~になりたいなあ」ですが、
夢は願望を「~になるぞ」という固い決意に
転換した状態です。
→「お金に困らないようになる!」
→「常に体を自由に動かしている!」
といった感じです。
不平不満を言っているだけだとどこかで
「あきらめる」ということも選択肢の一つに
入ってきますが、願望に換え、夢に換えた
らあきらめる度合いは極端に減ります。
その不平不満を解消し、願望・夢を実現
させるためには、何も他人や会社や世の
中を変えて実現するのではなく、
「自分が変わる」というプロセスで
解消することができます。
今の段階で「果たして自分にできるだろ
うか?」などと考える必要はないですね。
大事なのは、信念として「~になるぞ!」
と強く想うことができること・・・にあると
思います。