お盆期間中はここ久万高原にも、帰省の方や観光の方が訪れ、町中は賑わいをみせていましたが、この期間中はどこへも出かけず、静かに暮らしていました。

 

ありがたいことに、時間はたっぷりあるので、町立図書館へ行って色々なジャンルの本を借りてきました。

 

久万高原町の図書館は、役場近くにある、とても立派な施設です。普段は人もまばらな図書館ですが、夏休み期間中は、小学生や中、高生の姿がみられ、それなりに賑わっています。

 

たくさんの本に囲まれている、たったそれだけで幸せな気持ちに包まれる私には、電子図書は絶対無理。画面を見つめて読書をするなど、想像もできません。

 

図書の厚み、紙の質感、表紙のデザイン、帯に書かれたコピーなど、初めて手にする図書の扉を開いたときのワクワク感は、電子書籍では味わうことはできません。

 

今回も、たくさんの本を借りましたが、今日紹介するのは、こちら。

 

「新しい十五匹のネズミのフライ」というタイトルの一冊です。

 

 

子供の頃、ドキドキしながら読んだシャーロック・ホームズシリーズ。その中に「赤毛連盟」という、ドイルの傑作があるのですが、その小説を元に書かれたのが、この「新しい十五匹のネズミのフライ」という作品です。

 

赤毛連盟事件では、ホームズが見事な推理で事件を解決したのですが、実はその裏には、もっと壮大な仕掛けがあり、実は事件は解決していなかったという筋書きに惹かれて借りてしまいました。

 

他の作家の作品や作風を表面的に使い、表現す

る手法(パスティーシュというそうです)で書かれたこの一冊。読み応えあるボリュームでしたが、まるでドイルが書いているかのような文体と構成で、あっという間に読了。

 

時間があるときに、お薦めの一冊です。