関東は強烈な寒波に見舞われていた。
東京で初雪、路面凍結と騒がれているのが嘘だと思えるほど、
その場所は暖かかった。
そこは、図書館。
平日の昼間である。
のんびりとした時間の流れの中に生きる年配の方々が、
午後のひと時を過ごしに来ているような、そんな場所。
私は、通勤電車の中で読むための文庫を探しにきていた。
決して大きくはない、むしろ小さいとも言えるこの図書館。
その一角から、強烈なオーラを感じた。
視線を向ける。本棚だ。一冊の本の背表紙が目についた。
「極楽イタリア人になる方法」。
妙なタイトルだ。
明日から24時間戦えますかの日本社会に飛び込む私へのあてつけか。
手にとってみる。
著者は、
- 極楽イタリア人になる方法 (ワニ文庫)/パンツェッタ ジローラモ
- ¥550
- Amazon.co.jp
・・・迷わず借りた。
ていうか今amazon検索してびっくりしたけど、ジローラモ著作ありすぎ!
しかもこの「極楽イタリア人になる方法」、続きまであるし!!
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