それにしても、懇々と眠った。
レース(ヴィクトリアM)の翌日の話しである。
とりわけ長時間の眠りに就いていた訳ではない。が、ただただ深い、目が覚めると二日は過ぎているような、そんな感覚には戸惑った。
いつもであれば、その日のうちにレースを振り返る。その作業を怠った為か、ハズレ続ける予想が仕事の疲れを増幅させたからか。
いずれにせよ、気持ちのスッキリとしない朝を迎えた。
敗戦の復習をするのは昼過ぎにでもなろうか。
レースを回顧する事は予想をする者、勝負に携わる者において最重要な作業で有ろう。
予想には必要不可欠な要素が幾らかあり、その一つとして記憶力が挙げられる。レースを振り返る事でより確かな記憶になり、その膨大な記憶の延長線上に確かな勝利が存在する。
過ぎたレースを紐解く作業は自分の中でのみ行えばいいと言うのは持論。
当たった予想は手前味噌な発言になり、ハズれたならば遠吠えにしか聴こえない。
回顧をアップして欲しいとの声を頂戴したのだが、如何せん心の狭き私である。レース回顧を書かない理由はそれが全て。
ご理解頂きたい。
仕事上、頻繁なブログの更新もままならない。まるで軍隊の様な規律と、力を持った者のみが上層を構築する、分かり易いピラミッド社会。その中で生きる者にとってみれば毎日のブログ更新はあまりにも酷。
仕事が終わり帰路につく頃には、既に満身創痍である。
たまには競馬場に脚を運び、ビールでも飲みながら競馬を観戦したいものである。
明日のオークスも例に漏れず仕事で観ることは出来ない。
先週は天気予報を鵜呑みにしてしまった予想。今回は雨が降らない事を前提に展望へ入りたい。
《優駿牝馬(オークス)展望》
女王ブエナビスタVS十七頭。の図式。
とは言え、十七頭が一致団結する訳ではなく、個々の想いを抱いて走る。
藤原厩舎に至っては三頭出し。しかしながら三本の矢も主は違い、想いも異なる。
「自分の競馬に徹する」と公言し尊大不遜に構える女王に、果敢にも本気で立ち向かう乙女を本命としたい。
何故に女王ブエナビスタを本命にしないのか?と言う声が聞こえて来そうだが、少なからず理由はある。
桜花賞の時に本命を打ったのは、「いつも通り」のブエナビスタであったからである。
乗り手も「この馬の競馬をするだけ」と言い、調教師も「いつも通りや。今だけ何か特別な事をしている訳ではない。ずっと変わらない。」と言い放った。横柄(おうへい)な口調は少しばかりカンに触るが、結果は承知の通り次元の異なる走りで完勝。
二度目の防衛戦になる今回は、何故かいつもよりハードに追っている。初の長距離輸送を控えての事とは思えない。
それ程の自信の現れか、もしくは何かに脅威を感じるからか…
脅威を感じるとすれば、この馬に対してであろうレッドディザイアに白羽の矢を立てる。
デビュー二戦目にして素質馬ワイドサファイアを下し、2ヶ月開けた後の桜花賞は女王相手に半馬身差の力闘を魅せた。
中間も乗り込みに余念は無く、まるで天下を取る構え。
調教師の松永幹夫は競馬界には珍しく火の国の男。
そう、肥後もっこすである。
地元のサッカーチームはロアッソ(元来はロッソ。イタリア語で赤の意。)と言い、馬のエンブレムを掲げる。
…
少々熱くなって余談が過ぎたが…
魂を覆うほど燃え上がる赤い欲望(レッドディザイア)に勝機を見る。
対抗にブエナビスタ。名実共に最高位に君臨する女王。
近頃では女ディープインパクト等とも称される。同世代での強さは認めても、果たしてDインパクト程の強さとなると首を傾げてしまう。
あのDインパクトでさえ負けた事を考えると、競馬に絶対は無い。
単穴にディアジーナ。前走はレースレベルの低い中でも当馬の強さは光ったレース。外枠不利のなかスムーズに前に行ける脚は武器になる。今週も前が止まらない事を考えれば可能性は十分。
特注はジェルミナル。外枠に入ったのが残念な当馬。右周りだと少しもたれるらしいので、左回りで巻き返しを計れる公算は高い。桜花賞では直線でステッキを落としてしまったオークス男が今回も手綱を握る。この日ばかりは誰よりも心強い。
押さえには底が割れてないデリキットピース、粘り込みを警戒して内枠からマイティースルーとダノンベルベール。
◎3レッドディザイア
○7ブエナビスタ
▲8ディアジーナ
※14ジェルミナル
△17デリキットピース
△1マイティースルー
△5ダノンベルベール
(注)馬番や馬名等の情報はJRA発表のものを必ずご確認下さい。
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