◇わたくし、昨年から
【昭和】の美人女優に嵌っており、
キャスティングを観て
「あのドラマ観たいなぁ~」と思っていたが、
そんなうまくいくわけが・・・
あったのだ！！
嘘みたいに今年1月にBS-TBSでオンエア。
丸ごと全話を録画。
その作品がこちら～
―「そんなドラマ知らんぞ！」とお思いのことでしょうが、
これがね、凄いのさ！
裏番組が～
日本のテレビ史に残る名作
倉本聰脚本の『北の国から』。
その番組に
視聴率で完全勝利！
脚本：山田太一
改めて全14話観てみると・・・。
―「なるほどね。そりゃ勝つわ！」と納得。
◇[概要]
女性3人の恋愛、結婚がテーマ。
あの時代・・・
女性は23歳くらいになると【結婚】が切実になり
「してないことが罪になる」感に追い込まれる。
―「女性はクリスマスケーキ。
25過ぎると誰も買わない」と言われた。
その”追い込まれた”女性たちを描いているので
時の世の女性たちは
皆こっちを観たわけだ。
主要出演者はこの3人。
田中裕子、古手川祐子、森昌子。
さらにこの美女も～
田中美佐子。
出てくる女性はほぼこの4人。
皆さんお綺麗なこと！
田中裕子 ：当時26歳
古手川祐子：当時22歳
森昌子 ：当時23歳
田中美佐子：当時22歳
昭和美女は皆大人っぽい！
◇先週テレビ朝日系で終わったドラマ
『アイのない恋人たち』が
ストーリー、出演者配置など似てるx2、ソ～ックリ！。
ー「これは
【令和版】『想い出づくり。』 でしょ！」と。
脚本家は昭和の名作ドラマを意識し
この作品を作ったに違いない。
というほどの名作ドラマなわけだ。
◇話をタイトルに戻そう（ー前置きがなが～い！）。
まず放送にあたってこのテロップ。
◇いきなりこういうシーンも！
昭和じゃ・・・当たり前だのクラッカー。
そんなシーンが2，3度。
古手川祐子さんが勤めている
小田急ロマンスカーの
客室乗務員の着替えシーン。
ってそれが今回のメインではない。
◇私が気になったのが
田中裕子さんの喫煙シーン。
さてここで問題です。
この『想い出づくり。』全14話の中で
田中裕子さんが
タバコを吸う場面が
いくつあったでしょう？
4択です。
①7回
②8回
③9回
④10回
◇それでは正解いってみよう！
以上10回でした。
※ピンク衣装の処は「1回」と計算
多いよね。今のテレにドラマではまずありえない。
あっても3回か。
他には・・・
「たばこの箱を手に」「ライターを手に」というシーンも。
◇実際に田中裕子さんは喫煙される。
ある雑誌のインタビューで、
記者と待合の喫茶店で、
着席するなり「たばこいいですか？」の後、
サッと煙草を・・・
「その仕草が格好良く、様になっていた」と
記者が書いているものがありました。
◇[おまけ]
古手川さんが
田中美佐子さんにボコられるシーン。
刃物出して脅す場面が４つくらいあったか。
―「全部警察案件や～ん！」。
それが「何もなかった」様にストーリーが・・・。
いやはや
【昭和】恐るべし！
◇[追記]
2024年6月8日の某新聞、書評欄に
『テレビドラマは時代を映す』
岡安美奈子著（ハヤカワ新書）が
取り上げられていて
その記事（一部）がこれ👇
いかにこの作品が社会に、
後世に影響を与えたものかが分かる。
名作なのでCSのTBSチャンネルなどで
オンエアされる機会があるはず。
チャンスがあれば
ご覧になってはどうでしょう。