(@の使い方はニュアンスです・笑)


先日、電車で出掛ける際。

 

駅で昔のママ友に偶然会った。

そのママ友は私が難聴者なことを知っている。

正直、そのママ友の発音や話し方は、

私にとって、かなり聞き取りにくい。

外のざわざわした場所だと、ほとんど会話が成り立たない。


あまりちゃんとは話したことはない程度のママ友。

過去、何度か、耳元で話してくれたことはあった。

耳元で話してくれても聞き取れないこともあった。


駅で「久し振り~」な感じで会話が始まった。

 

なんと、おもむろにマスクをつけるママ友。

他人からしたら全く気にならないのに、

歯の治療中なので見られたくないっぽい。

そういうようなことを話してくれてるんだと思う。

 

はっきりはわからない。

マスクをつけられたので、

私にはママ友のしゃべってることが全く聞き取れなかった。

補聴器をつけても無理だった。

何度も聞き返すの、嫌だったな。

ママ友も面倒くさかっただろうし。

「ごめんね、聞こえなくて」 

(なんで謝らなきゃならないんだろう) 

 

と、うすら笑いでごまかしたりした。

 

気まずかったです。

たぶん、そのママ友。

 

私とはもう会話したくないだろうな。

私も疲れた。


しかし。

難聴者や聞き取りにくいことを知らせると、
マスクを取って話してくれる人が多い中。

 

わざわざマスクをつけるママ友にビックリしちゃいました。

私との会話よりも、

自身の見栄えを気にするってことなのでしょうか。

最早、「友」ではないような気がします。

顔見知り程度でしょうか。

こっちも「マスク取って話してくれる?」

 

と、お願いできなかったし。

元々、マスクしてたならともかく、

私と話す時にマスクつけたからね。


よく考えてみると、


「耳が悪いのでゆっくり大きな声で話してくれませんか」

 

というお願いに、ちゃんと対応してくれる人。

 

優しさと言うか、人間としても優秀。

戸惑った顔したり、困ったなって顔だったり、

無表情のままめんどくさそうだったり、
ゆっくり話してくれない人もいる。

「ゆっくり話してくれませんか」

 

って言ってるのにね。


もしかしたら「補聴器をつければ聞こえる」

と思われているのかもしれません。

それが、誤解を生む一因。

「聞こえる」は、

1.音が聞こえるだけ
2.どんな音か大体分かる
3.音と人間の声の区別ができて会話も聞き取れる

この3通りとすると、

 

健聴者は3まで、

 

ろう、難聴は1か2まで。

私は補聴器がなくても3が可能な場合もある。


補聴器をしてても3が無理なこともある。

そのへんの微妙な感じは、

健聴者には理解しがたいのだと思う。

これを知らない人は多いから、

「聞こえる」と言えば3のことだと思ってしまうんだろうな。


こういうことがあるから、

人とのコミュニケーションに消極的になってしまいます。

でも、行きつけにした美容院は、

どのスタッフも、私が聞き取りやすいような対応をして下さる。

先日行った時も、ゆっくりはっきり説明してくれて快適でした。

初回に難聴者であることを伝えただけなのに、
私のハンデがカルテで行き届いているんだな~

と思い、とても有り難いことです。