世間を騒がしている某氏問題で思ったこと。
世間は会話ができる難聴者に対して、
やはり誤解が多いのだと改めて感じます。
某氏がタクシーで、
奥さんと普通に会話していたから、
「聴覚障害なんて嘘だ」
と言ってる人がいました。
それは難聴者への誤解です。
聾なら難しいかもしけないけれど、
難聴者の場合、
その人にとって慣れている声質、
聞き取りやすい声質で、
タクシーや車の中だとしても、
隣に座っていて距離が近ければ、
補聴器がなくても普通に会話ができます。
手帳を持っている私でもそれが可能です。
静かな場所で、1対1で、なおかつ、
気持ちゆっくり話してくれれば、
会話はほぼ成立します。
だから健聴者からすると、
「聞こえてるじゃん」
「聴覚障害なんかじゃないじゃん」
となるわけですね。
だ・か・ら。
聞こえてますってば。
某氏のレベルであれば、なおさら。
自分の声も聞こえてますから、
話しも普通にできるわけです。
発音的にも何も問題はない。
それでも某氏のレベルだと、
健聴者のようにはいかない部分があるはず。
例えば。
その人にとって聞き取りにくい声質や滑舌。
早口、相手がマスクをしている。
ざわざわした場所や、
団体、広い場所、暗い場所。
とたんに聞き取りが悪くなり、
聞き返すことも多くなります。
そのあたりのことは、
健聴者にはわかりづらくて当然ですね。
それと、
補聴器は人との会話だけでなく、
周りの雑音も拾ってしまうので、
難聴者によっては、
補聴器をしない方が聞き取れることもあるかと思うんです。
私も何個か補聴器を試していますが、
結局はわりと安いものが、
一番聞き取りやすい。
何十万もするものを使用したら、
もっと違う聞こえが実現できるのかもしれないけれど。
それに普段は補聴器はしていません。
補聴器をずっとつけていたら、
頭も痛くなるし疲れてしまうからです。
そんなところも誤解されるひとつなのかもしれませんね。
これからは補聴器を髪の毛で隠さず、
あえて見せるようにすることも
必要になってくるかもしれません。
それならピンクとか赤とか、
可愛い補聴器が欲しいな。
