通院した市の指定耳鼻咽喉科にて。
診断書を書いていただいたあとは、
市役所の障害福祉支援課に、
顔写真とともに提出。
約1ヶ月後。
市役所から封書で連絡がありました。
手帳が交付されたので印鑑を持参して、
手帳を取りに来ていただきたいとのこと。
市役所の担当ケースワーカーに電話を入れ、
面談の日時を予約。
市役所の障害福祉支援課に出向き、
手帳交付とともに、
福祉に関する説明をしていただきました。
面談は仕切りのついた個室にて。
ケースワーカーの方は、
とても感じの良い30代位の女性で、
何となく安心しました。
ケースワーカーの説明によると。
私の住む市では、
聴覚障害6級が受けられる福祉支援のひとつに、
自己負担10%で、
補聴器の購入ができるとのこと。
しかしそのためには、
まず担当ケースワーカーに、
電話で面談の日時を予約。
そして担当ケースワーカーとともに、
障害相談センターへ出向き、
センターの判定が必要とのこと。
その上で、
ケースワーカーとセンターの人と同行で、
補聴器センターへ購入に行くとの説明がありました。
何とも面倒くさい。
面識のない人に会ったり、
知らない場所に何度も出向かなければならないなんて。
難聴者にとっては苦痛が多いシステムです。
そして何でも電話で予約。
難聴者にとって電話と言うものは、
数々の経験からトラウマがあり、
恐怖さえ感じるものなのです。
電話の会話は耳の側で音や言葉が入るので、
何とかできるものの、
慣れていない声の人との会話は、
聞き取りが難しいことがあり、
精神面でかなりの負担を感じます。
よく聞き取れなくて聞き返すと、
相手がイライラしてくるのが、
手に取るようにわかります。
「人の話しを聞かない奴だな」
そんな感情が伝わってきます。
相手の顔が見えてなくても、
そういう負の感情はわかります。
いつも真剣に聞いています。
全神経を集中させて聞いています。
だけど聞き取れない。
健聴者は聞き返しただけで
「人の話しを聞かない人」
と言うレッテルを貼る。
私の耳では舌打ちの音は聞き取れませんが、
イライラの様子から察するに、
たぶんされていることもあるでしょう。
数々の経験から、
聞き返すことにトラウマが生じてしまい、
電話=怖い
こんな図式が脳にインプットされています。
「すみません。耳が遠いのでゆっくり話して下さい」
とお願いしても、
イライラもしくは馬鹿にしたような対応をされることもあります。
「あ、つんぼなのか」的な。
耳が遠いと言うだけで、
もう何も話してくれなくなることもあります。
難聴者にとって電話で予約を入れることは、
一大事の大行事のようなものです。
補聴器を福祉支援で購入したいと思っても、
まず電話予約をしなければいけないことに、
恐怖心が先立ってしまい。
今も何もしていません。
今、使用している安い補聴器もそろそろ限界です。
すでに補聴器を使用していない時と
さして変わらない性能に陥ってます。
補聴器の性能とともに、
私の聴力もどんどん落ちているのかな。
