NNNドキュメント’18「南京事件Ⅱ」を見ての感想 歴史改ざんするより史実に素直に そして…… | 旅人・ホテルライター・旅行貯金コラムニスト・アイドル演劇応援ライター・スーパーYTの人生の縮図(仮)

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今年57歳、人生折り返しを迎えても、旺盛な好奇心と反骨精神を持って生きていく、そんな独身おじさんのブログです。

僕のテーマである旅・ホテル・旅行貯金・アイドル・観劇等の他、政治・社会問題も書きます。

戦中戦後の状況と

今の安倍ちゃん政権の状況は、

ホンマによう似てるわ、

恐ろしいくらいに……。

 

 

今Twitterのリベラル界隈で

かなり話題になっていた番組がある。

 

NNNドキュメント’18

「南京事件Ⅱー歴史修正を検証せよー」

 

かつて放送された

「南京事件 兵士たちの遺言」の続編ともいえる番組やが、

今回は今蔓延っている歴史修正主義、

いやむしろ歴史改ざん主義に対しての

検証・反論を行うところが前回と違っていたね。

 

 

その番組を朝11時から見させていただいたが、

まずは全段階として、

1945(昭和20)8月に政府の命令で

軍事機密が焼却されていたんや。

GHQが来るまでに

証拠隠滅してしまおうとする魂胆やね。

 

本編ではCGとはいえ、

中国人捕虜を旧日本人が

大量銃殺するシーンが映されていたが、

これには口を真一文字にしてみていたね。

それだけ戦争の異常さ・狂気、

他にもあるやろが、

そういったものに驚かされたね。

 

ところがそれでも南京事件はなかったとの主張に関しては、

番組内で丁寧にで検証し、

反論しているんや。

 

たとえば虐殺でなく、

便衣兵(民間人の服で変装する兵士)が

武器を隠し持っていたから殺されたという点、

そして捕虜を解放したが暴動がおこり

自衛発砲でやむなく殺害したという点や。

 

結局これも元軍人たちの証言で覆されるわけやが、

ウソねつ造や箝口令、

あるいは書類等を燃やしての証拠隠滅、

結局は戦後に戦犯として裁かれたくない、

ということがよく分かったわ。

 

これで当時の幹部クラスの軍人は、

自分の責任回避のためにはなんでもやるんや!

ウソでもでっち上げでも証拠隠滅でも、

何でもやったるんや!

ってところか。

 

そしてそのウソ・でっち上げ・証拠隠滅は

戦後書籍になって発表されたが、

時代は下り、

この本が南京事件における、

歴史改ざんの元ネタになっているんや。

悲しくも悔しいことやね。

 

 

そして現在、

安倍ちゃんこと安倍晋三内閣総理大臣周辺で

起きているスキャンダルの数々、

やってることは戦時中の将校たちと同じやないか?

と思うんや。

 

ウソ・でっち上げ・証拠隠滅・改ざん・隠ぺい・責任回避……、

戦犯を逃れるのと安倍ちゃんをお守りする、

目的こそ違え、

やってることはあの時代とほぼ変わらないと思うわ。

 

日本人はあの時代から全く進歩していないのか?

いや一時進歩したが、

安倍ちゃんの登場で一気に先祖返りしてしもうたのか?

 

それを踏まえてもう一度。

あの時代と現在は、

やっていることは、

ほぼ一緒であるってことや。