1/72 ハセガワ X-29(2/2) | XENOBLOG

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プラモデル初心者の製作記

塗装を終え、デカール貼りに入ります。

 

こんなカンジ。

この時点でかなり心が折れます。

しかし死闘は始まったばかり。

ここから試練が続きます。

 

 

 

 

本来は機体尾部まで一枚のデカールがちぎれまくり。

ちぎれたデカールを集め、ジグソーパズルのように合わせていきます。


 


 

ちぎれたデカールを合わせた跡が分かりますか?

この後塗装でタッチアップします。

 

 


何とか塗料を調色し、タッチアップ作業を進めています。

この赤のラインを修正しようとして、マスキングテープを貼って塗りなおし、はがしたらデカールごと全部はがれた。

トホホ・・・。

どうしよう。

 

 

 

 

デカールをはがし、もう一方を参考にして塗装で再現することにしました。

全ての塗装を剥がすところからやり直しです。

まあ、良い方に考えれば小さいパーツで済んだのが幸いです。


 

 

 

 

 

デカールのラインの幅を測り、それに合わせてマスキング。

 

 

 

 

これらの色を使って調色。

 

 

 

うん。

まあまあ大丈夫じゃない?

デカールの色と比べても違和感ないね。

 

 


赤のラインはタロンやMig-28で使用した社外デカールの中に、使えそうなのを発見。

「勝った」と思った瞬間です。

 

 

 

どうですか?

どっちが塗装かわかります?

(ピンボケですが手前がデカールです)

 

 

 

完成です。

 

模型自体は非常に作りやすく、御覧の通り抜群のプロポーションですが、デカールが大変でした。

ただ、直線とは言え、塗装でリカバリー出来たのは自分にとって大きな収穫です。

今までは

「デカールを塗装で再現する」

と言う手法は雲の上の存在でしたからね。


同時にデカールの大切さを理解するにはこれほどの素材もないかと思います。

X-29はこのライングラフィックあってこそですからね。

 

そんなに上手くはないけれど、自分のイメージ通りのX-29が完成して満足です。


因みにパイロットのフィギュアが付いてきますが、実機のテストパイロット、ロジャー・スミスだということは以外と知られていません。



 




因みに、僕が大好きな戦略シミュレーションゲーム「戦闘国家〜グローバルフォース」では戦闘攻撃機として登場します。


さて、次は何を作ろうかな・・・。