さて、これまた古いキットです。
現在ではほとんど見ることが出来ないF-5Aです。
内容も、当時の時代背景を意識したオランダ空軍、カナダ空軍のデカールがついていました。
F-5Eとの違いも再現されている、実に興味深いキットです。
前回作ったT-38Aの単座版といったところでしょうか。
プロポーションも抜群です。
兵装にはブルバップミサイル(AGM-12)がついていました。
個人的には失敗兵器の一つじゃないかなとは思うのですが(笑)、現在のマーベリックミサイルに通ずることを考えると感慨深いものがあります。
前翼が、原料のプラスチックが回りきらず形を成していません。
古いキットあるあるですね。
比較的まともな部分からマスキングテープで型を取ります。
出来上がった型をプラバンに張り付け、パーツを切り出して貼り付けます。
モーター部分はのっぺらぼうなので穴を開けてそれっぽくします。
出来上がり(左)。
改修前(右)と比べるとシャープになっています。
方向舵はタロンと同じ別パーツ。
タロンと同じでサイズがまるで合ってない。
今回はこのパーツを利用して、パテで隙間をふさぐ予定です。
まあ、うまくいかなかったらプラバンで作り直します。
座席もタロンと同じ。
かなりあっさりしていますが、形状は実機そのもので、このまま使っても雰囲気はあります。
付属のフィギュアが乗るのが前提なのでコレで良いのかな、と。
盛ったり削ったりして立体感を加えます。
あまりこだわるとキリがないのですが、フィギュアは載せないのでこの程度のディティールアップは必要かと。
コクピットもシートを取り付けるモールドがあるだけです。
現在の予定ではキャノピーを開くようにしたいので、キャノピー基部にプラバンを足してやります。
(つづく↓)