ドラゴンクエスト ユア・ストーリーを観て | EMU@(´・ω・`)のひとり遊び No.9(仮)

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今回はスロ話や愛知話は一切出て来ないので、興味無い方は回れ右推奨ですw

先日、タイトル通り




現在色々な意味で話題沸騰中(?)となっている、ドラゴンクエスト ユア・ストーリーの映画を観て来まして、その感想…というか思った事をば。


今や日本のゲーム史に残るシリーズとして人気を博している、ドラクエという存在。

それはゲームのみならず、これまでアニメ作品や漫画作品も出ていますね(・∀・)
ダイの大冒険とかロトの紋章とか主人公がアベルのヤツとか。
知ってる人居ますかね?

勇者ヨシヒコは除外という事で

ただ、それらは全てドラクエという名前は付いているものの、あくまでスピンオフ作品的な、ゲーム本編とは全く異なったアナザーストーリー。

実際のゲーム本編を漫画にしたりアニメにしたりという作品は、未だかつて無かったんですよね。

崇高なタイトル過ぎて、迂闊に手掛けられないという見方も出来ます。

あ、厳密に云いますと4コマ漫画劇場と称した、ゲーム本編を実際に4コマのギャグ漫画にした単行本は存在していましたね←

個人的には非常に好きでした(・∀・)
知ってる人居ますかね?ww

まあそれはさておき、今年突如として発表され、現に映画デビューを果たしたドラクエ。

テーマとしたのは、ドラクエ史の中でも特に話題になった作品の一つである、V。

個人的に初めて映画になる事を知ったのは、遡る事数ヶ月前のとある映画の際の予告編。

何処かで見た事が有るキャラクターだなと一瞬混乱し、即座にドラクエVの主人公じゃね?と気付きます。


「…え、まさかV映画化すんの???」


そして映し出される

"ユア・ストーリー"

という見慣れないサブタイトル。

「…え、天空の花嫁じゃないの?てかVというナンバリングも無いぞ」


予告編を観たという事で、当然ながら"画"も目の当たりにした訳で、その時率直に思った感想が

「コレ、失敗したら許されんぞ」

実際のゲームを既にプレイ経験が有る人や歴代のファンからしてみたら、恐らく誰もがそう危惧したんじゃないかと。
当然ワタシもその一人←


ドラクエVは、それ以前のⅠ〜Ⅳまではファミコンに於いてのソフトだったのが、遂に満を持してのシリーズ初のスーパーファミコンソフトとして世に出ています。

当然ながらファミコンの映像とは一線を画す美しさを当時は誇っており、それに留まらずそれまでのシリーズには無かった新システムも搭載。


モンスターを仲間に加え、パーティメンバーとして一緒に戦う事が出来る。


今となっては似た様なシステムのゲームは沢山有れど、当時のドラクエというシリーズに於いては凄まじく画期的な試みだった訳ですよ。

思い返してみれば、1つ前ので既にそれは僅かに実行されていましたね。
ほら、第1章のライアンのパートナーとなる、ホイミスライムのホイミンですよw

とにかくこの新要素だけで非常にゲームを進める上での楽しみが増しました。
このモンスターは仲間に出来るor出来ない。
このモンスターは仲間にし易いorし難い。
このモンスターは最初から役に立つor後から滅茶苦茶強くなる。

あのはぐれメタルを仲間に出来た時の衝撃と来たらw


そんな飽きの来ないやり込み要素に加え、本編ストーリーにもそれまでのシリーズには無かった斬新な試みが。


・主人公が結婚し、その結婚相手の選択がプレイヤーに委ねられる。

・その結婚相手との間に子供を授かり、その息子が勇者であるという設定。


そう、それまでのシリーズは主人公=勇者というのが常識でありながら、Vでは初めてそれが覆されたんですよね。
とにかく当時のドラクエファンには衝撃の連続で、凄まじい反響を呼んだ作品でした。

ワタシがまだ小学校低学年くらいの頃で、そりゃもう夢中でプレイしていたのを思い出します。
とにかく学校に行きたくなくも、行ったら行ったで友達同士でドラクエの情報交換しまくり。

「ビアンカとフローラどっち選んだ?」
「魔法のじゅうたん何処にあんの?」
「ブオーン倒せねーんだけど、どうやったら良いの?」
「へー、フローラってイオナズン覚えるんだ」
「エスタークって10ターン以内で倒せば仲間になるって本当?」

いやあ懐かしいw
多分ガチで寝ても覚めてもドラクエVな日々だった記憶が有ります。

少なくとも、ワタシがこれまでプレイしたゲームの中でも、非常に印象に残っている作品となったのは間違いありません。


そんな思い出深い作品が、シリーズ初の映画化ともなれば、嫌でも気になるというモノであり、観ない訳には行かない。
しかしながら同時に不安に。


不安を覚えた要素は複数存在し、まずはやはりその"画"。




※画像は拾い画です

CGだからとかそれ以前に、鳥山明の作画とは明らかにかけ離れたその有様は、色々な意味で衝撃を与えられました←

当然それのみではなく、Vといえばストーリーの素晴らしさも魅力ですが、映画といえばたかだかせいぜい2時間程度。
その全てを語るにキャパ不足なのは、火を見るよりも明らか。

何より不安だったのが、作品を手掛けた監督・山崎貴。

とある方のTwitterで知ったんですが、この人まさかの

ドラクエを一切プレイした事無しだとか。

それでいきなりVを映画化だと?
どれだけファンが居ると思っているのか??
炎上商法でも狙っているのか???

更に、このユア・ストーリーとほぼ同時のタイミングに、山崎貴監督の作品がもう一つ。




アルキメデスの大戦。

本作品とドラクエが、2019年8月現在の上映スケジュール上に同時に存在する映画館も少なくないと思われます。

ワタシはコチラをまだ観ていませんが、予告編を観た感じ、恐らくコチラの方が明らかに力が入っているんですよね。

そんな片手間なノリでドラクエVを映画にしたのか?

真相は不明ですが、とにかく観る前の不安は募るばかり。
少なくともプロではあるでしょうけど、ファンがちゃんと納得する完成度となっているという想像が付かず。


ただ、やはり先述通り個人的に観ない訳には行かず。

Twitterでチラッと呟きましたが、寛容な心で観て来た訳です。



…………



結論から言いますと、既にTwitterではUPしましたが


コレはコレでアリっちゃアリ。


取り敢えず、有名コンテンツ作品だからって声に俳優を起用する今の風潮止めてくれ…というのは置いときまして←

何と言うか、ユア・ストーリーというサブタイトルが納得した結果でしたね。
むしろ今回の内容で、Vというナンバリングと天空の花嫁というサブタイトルは無くて正解だったかと。

本当に無くて安心しました。


ゲーム本編の完全再現は当然ながら不可能であり、納得の行かない部分も当然ながら存在しました。

ただ、とあるシーンの再現の所は流石によくやってくれたな的な、良かった部分が有ったのも事実。
やはりゲーム上のイベントで、ココがアニメとかで再現されたらどうなるんだろうという所は山程有る訳ですからね。


ネット上で話題になっているのが

ラストは何故こうなった??

という点だとかで。

実際に観て思ったのが、アレもある意味"ユア・ストーリー"だからこそと云える内容だったんじゃないかなと。

結局の所、このサブタイトルによって全てが許されると言っても良いかも知れません。

少なくとも、個人的には許しましたw



というのが、寛容な目線での感想でした。

厳しい目線だと?

画で一発アウトです(・∀・)




余談ですが






どうしますかね、コレw