銅・真中 ☁ 曇り もみあう銅相場、市中価格は一進一退 | 金属リサイクルのブログ

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銅・真中 ☁ 曇り 4月22日更新
「もみあう銅相場、市中価格は一進一退。」
足元の銅スクラップ市況は、海外銅相場がもみあいを見せる中、市中銅スクラップ価格も不安定な様子を見せている。
さらに為替もここ数週間にわたり円安から円高の動きが加速し始めており、国内価格の大きな不安定要因となっている。
市中からの銅系スクラップ発生量も減少傾向にある中、品種(主に1号銅線)によっては需給が引き締まりを見せ始めているものの、主に低品位物は荷余り感が依然高く、品物による評価も様々。
相場が安定しない為に、今後のスクラップ価格についても先行きは見通しが難しいと思われるが、震災後停滞している生産活動が本格的に再開を始めると、多少の追い風になるかも知れない。
依然長引く原発問題は、深刻な状況が続いていますが、ここにきて半径20㎞圏内の原則立ち入り禁止措置を発表する等、政府からの発表もやや強硬措置が取られ始めていますね。(罰金措置はどう考えてもおかしいと思いますが、、、)
メディア立ち入りも当然制限されますが、思い切った原発復旧には必要な措置だと思います。

金・銀・プラチナ ☀  晴れ 4月21日更新
「貴金属全面高」

リスク回避が一服し、リスク許容度が上がったことで株・商品相場は全面高。
欧州ではスペイン国債入札が堅調な需要を集めたことで、ユーロソブリンリスクに対しての緊張がやや緩和。
米国でも3月中古住宅販売件数が市場予想を上回る3.7%増。またインテル・アップルといった企業決算も好調であったことから市場に安心感が広がりました。
ダウ平均は前日比186.79ドル高の1万2453.54ドルと2年10か月ぶりの高値を付けています。
商品市場も本日は原油・非鉄をはじめ全面高。
貴金属も金・銀だけでなく白金系も大幅上昇。
金は1506.5ドルと最高値更新しつつ、さらに上昇。完全に1500ドル台に突入してきました。
銀はさらに急騰し、45ドルをあっさりと突破後、現在45.9ドル。50ドル到達まで止まりそうもない勢いです。
出遅れていたプラチナも1800ドル台まで回復してきましたが、1800ドル台からの動きが重く感じられます。
ドル建てでは急騰していますが、為替は円高に振れており、国内価格は銀を除き伸び悩み気味。
円が強いというより、ドルを買えないという状況ですが、そろそろ円安に反転してもらいたいところです。
明日22日~25日までイースター休暇の為、欧米市場は休場。連休前の本日夜間は値が飛ぶ可能性も大です。