ステンレススクラップ価格はジリ高継続中。 | 金属リサイクルのブログ

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ステンレス 曇り後晴れ 2月7日更新
2月に入りステンレススクラップ価格はジリ高の様相となっています。
中国が春節に入り、中国向けの流通は一時的に停まっているにも関わらず海外ニッケル相場は続伸。
市中からのステンレススクラップ発生も低調な状態が続いている事もあり、今後もジリ高の展開が予想されます。
焦点は春節後の中国経済動向だと思われますが、復調を始めている経済指標や国内株価等、先行きの見通しに安心材料が揃い始めている為、国内のステンレススクラップ価格はある程度底固い見通しと言えそうです。

金・銀・プラチナ ☁→☀ 曇り後晴れ 2月6日更新
評価の難しい雇用統計
米1月雇用統計発表。
非農業部門雇用者数が3万6千人増と市場予想14万5000人増を大きく下回りました。一方、失業率は前月9.4%から9.0%と予想以上の低下。
強弱相反する結果がでた雇用統計ですが、原因は異常気象による豪雪で混乱が起こったこと。雇用状況は緩やかな改善を見せていることに間違いはありませんが、今回発表された数字をそのまま受け取ることはできません。市場も発表直後は大きな値動きを見せましたが、引けにかけては落ち着きを取り戻しています。
失業率の改善を評価したような動きがやや優勢に見えますが、結局、雇用統計はあまり材料視されず、このところのリスク選好の強い流れを引き継いだだけのようにも見えます。
金も雇用統計の結果で上下しましたが、終値は1348.6ドルと前日比マイナスで引けています。木曜夜間の急騰の流れは継続できず、未だ商品市場で出遅れたままです。
銀は上昇基調回復。
為替はドル高に動き、円・ユーロは下落。円は82円台を回復していますので、国内貴金属相場にとっては追い風です。