2日目は雨予報。本格的に降り出す前に栃ノ木峠を越えてしまいたくて、午前1時30分に起きる予定でしたが見事に寝坊しました。宿を出た時はまだ雨は降っていなかったものの、空は今にも降り出しそうな気配でした。


そのままルートを進行し、越前海岸沿いへ入る。相変わらず、不思議なことにここは何度走っても走りやすい。天候がどうであれ、淡々と距離を進められる道でした。今回もそのままリズムよく進んでいきます。




問題は栃ノ木峠でした。往路では「思ったより楽だったな」と感じていましたが、復路は全く別物でした。距離も積み上がり、脚に余裕もないところへ雨まで加わります。同じ峠とは思えない厳しさでした。


ようやく峠を越え、あとは琵琶湖を半周する区間へ。走り慣れたはずの道を進みますが、雨の影響もあってか普段より長く感じる時間が続きました。


そしてこの日一番の出来事は最後にやってきました。今回の制限時間は21時。それなのに頭の中ではなぜか19時にすり替わっていました。理由は分かりませんが、かなり疲れていたのだと思います。


サイコンを見て一気に焦ります。「まずい、間に合わないかもしれない」。最後のPCに到着し、そのまま慌ただしく再スタートします。場の空気とは対照的で、自分だけが焦っているような状況でした。



そして琵琶湖大橋が見えた頃、ふと気付きます。「制限時間、21時やん。」一瞬で肩の力が抜けました。さっきまでの焦りは何だったのかと思うほどでした。


その後は落ち着いてゴールへ。手にした600kmメダルの重みとともに、達成感がじわじわと込み上げてきました。



今回もいろいろあった600kmでしたが、こうした想定外の出来事が起こることもブルベの面白さのひとつだ感じました。

今年も無事SR達成できてホッとしました!