解説【シンギュラリティ? ~ホワッとイズアート?~】(2023年制作) | スーパーオニオン アートでリアルでユーモラスなフィギュア

スーパーオニオン アートでリアルでユーモラスなフィギュア

2013年より主に美少女フィギュアを制作していたが、コロナ禍を機に作風を見つめ直し、2023年からはオリジナル作品<動物と人間を題材にした、少しユーモラスで寓意的なリアル系フィギュア>を創作。SNS、デザフェスなどのイベントで発表中。

 

【シンギュラリティ? ~ホワッとイズアート?~】
1/6スケール


画像生成AIと中国でロボット犬と散歩するのが流行っているというニュースを見て、今まで培ってきた技術や職業、地位などが「奪われる?」をテーマにした作品。
AIメイドの周りのらせん状のものはスクリプト、後ろの壁のような細かくデカールが貼ってあるものは学習した無数の画像データを表しています。AI生成画像で話題になった「手が描けない」も再現しています。
また後ろの壁は「ホワッとイズアート?」という作品でもあり、小さな画像はすべてネットから無許諾で拾ってきたAI生成の美少女画像(実際のAI学習を模倣)を加工。デカールを作成し、貼り付けています。

無許諾で集めたAI画像を加工して、出来上がったものは作品として認められるのか?
著作権は誰のものなのか?ホワッとした現在のAI生成の問題を取り上げています。

 


 

制作中の写真