タリナイトコロ | スーパーオニオン アートでリアルでユーモラスなフィギュア

スーパーオニオン アートでリアルでユーモラスなフィギュア

2013年より主に美少女フィギュアを制作していたが、コロナ禍を機に作風を見つめ直し、2023年からはオリジナル作品<動物と人間を題材にした、少しユーモラスで寓意的なリアル系フィギュア>を創作。SNS、デザフェスなどのイベントで発表中。

調と切歌を作りながら、削りだしたお好み焼き器と深夜バスのイスを磨いてま~す。
実際はレジンに置き換えて、また加工して、磨いて複製するので、この段階で磨く必要があるのか、分からないけど、加工して失敗した時に後々楽かな~、と思って、磨いてます。

{521EC461-CBC0-430E-A83B-2811F4311C70:01}

自分の制作上での弱いところをもう少し強化しようと思って、制作手順を書いて、どこが弱いのか、整理。
ものすごい工程数だから、書き出さないとすごく漠然としていて、自分でもよく分かっていない。

工程

1.MAYAとZBrushでモデリング → MAYAは昔からやっていたので、得意。ZBrushも少し上手くなってきた。一番楽しいところ。

2.ZBrushで分割 →めんどくさいけど、こちらも慣れてきました。1のモデリングと混在している時も

3.MAYAで分割したモデルを切削用にサポート付け →一番辛くて、嫌いな作業。モデリングよりも時間が掛かる

4.SRP PLAYERでドリル、ドリルに合わせて深さや範囲等の切削設定 →二番目に嫌いな作業。

5.削りだし用のワックスを作る。大きさ、厚みなどに合わせて、ワックスを溶かして、型に流し込む。その後、MODELAで面出し→めんどくさいけど、そこまで手間じゃない。

6.MODELAで削りだし。 →ドリル交換、裏面にひっくり返す時の穴あけ等、めんどくさいけど、ほとんどの時間はほったらかしだし、嫌いじゃない。

7.削りだしたワックスを磨く → 嫌いじゃないけど、集中力が・・・・。

8.削りだしたワックスを粘土埋め → 三番目に辛い作業。でもやり始めると楽しい。ただ湯道の回路など、まだまだ分かっていない。苦手の部類。

9.シリコン流し → 面倒くさいし、ドロドロしてて、後処理が大変だけど、そこまで手間じゃない。

10.一次原型のレジン流し → 準備をするのが、とても大変。面倒くさいし、アレルギーが出て、苦しい。気泡が出始めるともう地獄。でも上手くいくと感動!

11.レジンに置き換えたモデル磨き、加工 → サフ吹いたり、加工したり、これもアレルギーが出るけど、やり始めると楽しい。

12.二次原型の粘土埋め → これもワックスの粘土埋めと同じで三番目に辛い作業だけど、やり始めると楽しい。ただ一次原型よりも神経を使う。

13.シリコン流し → これもワックスの時と同じ。

14.二次原型のレジン流し → 最終的な商品になるので、上手くいかないとホントの地獄。
しかも数を作らないといけないので、とんでもなく大変。

15.サンプル用の磨き → 楽しいけど、この時はもうイベント直前なので、とても苦しい。

16.サンプル用の塗装 → 最近、色塗りがものすごく楽しいことが分かってきたけど、この頃にはイベントギリギリだし、もうアレルギーが最高潮に達していて、辛過ぎて、ほとんどやれていない。
アレルギーが出なくて、時間があるときにやったら、最高に楽しいと思う!
まだまったく技術が伴っていないところ。

以上の16工程。

う~ん、こうやって工程を書き出してみると自分のモチベーションが続くのが、大体、6~7あたりで、一旦、途切れてる。実際に形になると安心しちゃうんだろ~ねぇ~~~。

自分がもっとも弱いのは、12の気泡をなくす回路作りと美しいパーティングライン。
次が16の色塗り。

12は一次原型と二次原型を2回埋めるし、多分、これから上手くなっていくと思うけど、
問題は16だな・・・・。

アレルギーがすごいから、仕方ないって気持ちもあるし、16の工程まで終わらせて、完成という意識がどこかまだ薄いんだよな~。

アレルギーを軽減するために環境をどうにかして、16が終わるまで、モチベーを保たないと上手くならないな~。

とにかく早めに14までの工程を終わらせないといけないぞ~!