インターネットや携帯が普及した現在でも、「仕事というのはアナログで不効率なものだな」という風に感じます。
夏の暑い日に、わざわざ涼しい食べ物をお得意さんに届けに行き、「いやー、近くまで来たもので」(実際はわざわざ訪問している)と言ってみたり、
お客さまから飲み会に誘われれば、このところちっとも取り引きがなくても、飲み会続きで少々胃疲れでも、いちいち出向き、
ちっとも仕事に繋がりそうもない相談事でも、わざわざ伺ってお話を聞き、その時間の穴埋めのために遅くまで残業したり・・・。
このBtoBの世の中で、不効率きわまりない事をたくさんしているのですが、これが本当に不効率で無駄なことなのかといえば、私はそうでもないように思います。
ネットは場所、環境、都合を飛び越え、多くの人と人を繋ぐことができます。しかも、簡単に。
当社も、おかげさまで多くのお問い合わせや見積依頼を頂きます。
これは、株式会社スーパーワンの法人サイトをBoB(企業間電子商取引)にあわせた形で設計し、作成してあることによります。また、YahooやGoogleなどのいわゆる「ネット広告」にほとんどの広告宣伝費を投じていることも、BtoBが成立する大きな要素となっています。
多くの企業がこういったBtoBの仕組みを利用して様々なビジネスを行うようになりました。これは、これまでの、特に日本独特の商習慣による不効率をなくし、ビジネスの場を広げ、これまでにはなかった企業のつながりを生んでいます。
見ず知らずの企業とも、気軽にメールなどでやりとりができることも、情報量がビジネスの勝敗を決めると言っても良い現代においては、非常に有効にはたらいています。
ビジネスが簡単で便利なものとなるほど、様々な人に、平等にチャンスは広がってゆきます。
ただ、簡単で便利であることは大事なことではありますが、人間そのものがそんなに簡単でも便利でもない代物ではない、ということに注意しなければなりません。
多くの情報を得ても、それを取捨選択しなければ、活用できる情報にはならず、その選択の判断をするのは、人間です。
人間はあいかわらず、「親しみ」「信用」「安心」といった、いかにもアナログな感覚の所在を頼りに判断するところが大きい生き物です。
そこが、人間らしさであり、また、人間のすばらしさでもあります。
BtoBは、そういった人間性を排除しようとする試みではありません。
最終的に、向かい合う相手は人間なのです。
BtoBは、企業の出会いを促し、広めるための単なるツールです。ビジネスを成功に導く魔法の杖ではありません。
結局、お問い合わせやお見積もり依頼を頂いたことをきっかけに、お取り引きに至るまでには、お会いしてお話をしたり、お電話でお話を伺ったり、といった人間的な接触が欠かせません。
その接触を「BtoBの時代だから、効率よく・・・」という間違った同意のもと、仕事を進めていっても、どこかで必ずつまずきます。
全く物理的な接触を持たない、つまり、相手を生物的な意味で知らないと、何か、どこかで、判断に窮してしまうのです。判断に窮すると、無用な類推だけを頼りにしてしまい、結果、判断を誤ります。人間的な判断ができなくなってしまいます。
そういうことを、よーくわかっておいでの方は、最初の接触がネットでも、その後わざわざご来社下さったり、お電話を下さったりします。私も、関東近県であれば、お話を伺いに出向くようにしています。
そのほうが、遠回りで不効率なようでも、話しが早いのです。
物理接触すれば商談が成立しやすいとは限りませんが、しかし、何かにつけ判断が容易です。
「判断する」という時、これは人間性そのものが発動するときです。
この時に、ビジネスの醍醐味があります。成功や失敗が生まれます。だからおもしろいのでしょう。
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