ハリー・アレン…
この方は、黄金銃を持つ男と言われてるらしいね…?
あっ、違った、“ 黄金のサックスを持った男”か(笑)!?
このCD、発売当時は不覚にも知らなかったな…
CDを早速聴くと、冒頭で「ジェームズ・ボンドのテーマ」の後、いきなり「サレンダー」なんて、まさに鳥肌もんだな!
このサレンダーって楽曲っは『トゥモロー・ネバー・ダイ』のエンディング曲なのに、主題歌を食ってしまう程、インパクトのある人気曲だしね。
とにかくジャズ喫茶に入ってコーヒーでも飲みながら聴きたくなる一枚だ。
その勢いで久しぶりに他の007ソングスも棚から出して聴いた。
その一枚はジャズではなくボサノヴァの007 !
タイトルは『BOND Expo '60』
てっきり輸入盤だと記憶してたのだが、よく見たらメイドイン・ジャパンだ!
帯には「'60sの香りあふれる“007”をジャパノヴァのトップアーティストがトリビュート」と書かれてる。
つまり、ジョン・バリー、バート・バカラックの魅力的な楽曲がジャパニーズ・スタイルのボサノバでおシャレな作品に変身って訳。
第1作目の『ドクター・ノオ』からもモンティ・ノーマンの楽曲が2曲入ってるが、見事にアルバムのコンセプトにマッチしていて耳に残る。
しかし、『ドクター・ノオ』はサントラ的には評価は低いのだが、モンティ・ノーマンと言えば、なんたってジェームズ・ボンドのテーマを作曲した人だから、やっぱり偉いのだ!!
と言う訳で(?)、久しぶりにノーマンのCDまで聴きたくなった。
ミーこそオリジナルだという主張を感じるボンドのテーマはもちろん、ノーマン自ら唄う「マンゴの木の下で」も007 ファンには大変貴重だね。
ちなみに『ドクター・ノオ』でコネリー・ボンドが海辺でボンドガールにナンパ目当て(のように見える・苦笑?)で、唄った曲こそが、例の「マンゴの木の下で」(笑)。
おっと、それより忘れちゃいけない曲がある!
「バッドサイン、グッドサイン」だ。
この曲こそが「ジェームズ・ボンドのテーマ」の原曲そのものであるのだ!!
一体、原曲はどれだけカッコいのか、ワクワクして初めて聴いた時の感想は、、、
ズッコケた!?
だって、雰囲気がインド風のメロディで、思わずカレーでも食べたくなる曲だったから(笑)?
なんかミュージカルに使用するために作られた楽曲らしいね。
でもあのインド風の楽曲が今や世界中が知ってる、「ジェームズ・ボンドのテーマ」にアレンジできてしまうのだから、音楽の世界って凄いな。
よし、決めたぞ!
来世はオレも音楽家を目指そう(爆)!!