ウルトラ関連書の中でユニークな本を一冊買ってきた。
『今日もウルトラセブンのことを考えていた』
もう全編に渡ってウルトラセブン愛を感じられ、なおかつ、かなりマニアックな一冊だ。
著者は青山通… って、誰だろ?
あっ、思い出した!
以前もこの方のセブン関連の本を購入したことあった!
そう、
『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』の著者だ!
音楽にかなり精通している方でないと、ただセブンが好きなだけでは絶対に書けないマニアックな本となっている。
当時、青山通が監修したCD『ウルトラセブンクラシック』も購入して、
セブンで使用されたクラシックの世界も少々学ばさせて頂きました(笑)
今回はそのセブン本の第二弾ってワケだ。
本の後半は再びウルトラセブンに使われる曲に関してかなりマニアックな内容になってはいるが、この本を参考に改めて音楽を意識しながらウルトラセブンを鑑賞するのもオツだと思ったね(笑)
逆に前半部分はかなり緩いセブン愛溢れるコラムが楽しい。
小田急線沿いにてウルトラセブンの実際のロケ地を訪問する聖地巡礼なんか、オレも過去のブログに書いた事あるし、なんか親近感がわくコラムが多数収録されてるね。
特にウルトラセブンの事を“ウルトラマンセブン” と勘違いされて言ってくる方々に対しての返答するくだりとか面白い(笑)
この“ウルトラマンセブン” と勘違いされる原因を作ったのは『ウルトラマンA(エース)』のせいだよね。
だって、当初は『ウルトラA(エース)』だと告知されてた雑誌を見た記憶がオレにもあるし。
だから当初はウルトラマンAの名称に子供心にも違和感を覚えたものだ。
作者もその点について語っていたが、自分よりも年配者でこれだけウルトラの世界を純粋に語れる方がいてくれると、オレなんかも嬉しくなってしまうよ(笑)
その他にも、桜井浩子と共作したウルトラQ、ウルトラマン本も出版されてる。
ウルトラの語り部としての今後も期待したい方だね。
☆彡