今年の夏も暑かったですね。

と言うのには、まだ早いですか。

9月も10月も、例年より気温が高めだそうで、

まだまだ暑さ対策に、気が抜けません。

 

でもね、日本で人間を60年ちょいやってきて、

凄いなと思うことの一つが適応力。

夜になって、30℃前後で風でも吹いていると、

涼しいなと感じるのが、毎年不思議。

 

秋の虫の声も聞こえ始めたから、

人間だけじゃないんだろうけど。

 

 

 
 

暑かった夏も、ぼちぼち終わり、

ということにして(させていただきます)、

夏の終わり恒例の歌魂を。

 

 

テーマ曲を、オリジナルではなく、秦基博で。

 

 

 

夏といえば、戦後79年たってまだ、

この論調なのかと思う、ほとんどのマスコミ。

 

平和を希求する想いは同じなれど、

祖国を守るために命を捧げた方々のこと、

その素晴らしく立派な志も、

忘れてはならないと思うのです。

 

 

 

初期の歌魂は、歌い手をお一人取り上げて、

記事にすることが多かったのです。

取り上げたかった方は、まだ幾人かおられて、

村下孝蔵さんも、そのお一人。

 

けれど最近は、

私の心象風景を切り取る形のほうが、

書いていてしっくりくるので、

こんな形で、やってみます。

 

 

 

この歌が世に出たのは95年の春。

孝蔵さんが亡くなったのが99年の初夏ですから、

私の大好きなこの歌を、ご存知であったでしょう。

しかし、カバーはされてなかったように思います。

 

 

技術の悪用を心配される方もおられるだろうけれど、

こうやって、孝蔵さんの「ロビンソン」を、

聴くことができるのは、うれしいものです。

 

そしてさらに、大好きな歌を、

大好きなお二人で。

 

 

 

玉置浩二の夏の歌といえば、

安全地帯の時に井上陽水と組んだ、この名曲。

 

 

 

そして、SONGS つながりで、superfly の「楓」。

私の、98年の夏のヘビロテ曲の一つです。

聴いていたのはもちろん、

スピッツのオリジナルの方だけれど。

 

superfly の越智志帆といえば、

パワフルかつソウルフルな歌声で有名ですけれど、

スピッツの草野正宗よりもさらに柔らかく、

一つひとつの音に、言葉に、想いがこもった歌い方。

そして、のびやかな長音。

 

 

 

前年の夏に「勝手にシンドバッド」で

鮮烈にデビューしたサザンオールスターズが、

翌79年の春に、満を持する形で、

名作「いとしのエリー」を世に問うたように、

 

前年の冬のデビュー曲「automatic」が、

凄まじいインパクトを与えた宇多田ヒカルが、

翌99年の春に「First Love」という名曲を発表。

奇しくも、どちらの歌も3作目なんですね。

 

簡単に歌えそうで歌えない「First Love」。

かなり練習して臨んだカラオケで撃沈されて以来、

今日まで人前で歌ったことはありません。

 

こんなにさらりと、しかも情感を込めて、

歌えるなんて、素晴らしすぎます。

 

 

 

ヒカルさんには、陽水の夏の名曲を、

歌っていただきましょう。

 

 

 

ユーミンの歌を一つだけ選べと言われると、

とても難航しそうなのですが、

 

年末年始なら A HAPPY NEW YEAR

春の初めなら 卒業写真

実らぬ恋の最中なら 雨のステイション

春の終わりから初夏なら 空と海の輝きに向けて

盛夏なら NIGHT WALKER

 

そして晩夏なら もちろん、この歌を。

 

 

残念ながら、本当のオリジナル、

アルバム「14番目の月」に収録されたものは、

YouTubeでは無くなってしまいました。

でも、こちらはこちらで、

より落ち着いた、情感が滲み出てくる感じ。

やはり、名曲は名曲なのです。

 

 

今回も、最後までお付き合いくださり、

ありがとうございます。

 

 

追記

気になったので調べてみたところ、

オリジナル(確かにこちらがオリジナルかも)だと、

私が思っていたのが、

NHKの銀河テレビ小説の「夏の故郷」他で、

使われていた音源。

14番目の月に収録されたのとは、

歌も演奏も別テイクらしいのです。

演奏が特に、微妙にいろいろ違うんですが、

まぁどちらも松任谷正隆の素晴らしい編曲。

歌の素晴らしさを、増幅させています。