今年はまだ、京都へ行くことができなくて、
近いうちに行きたいなと思っているのですが、
しばらくは無理そうなので、
1年越しの宿題を、先にやってしまおうと思います。
昨年の5月から6月に書いた、
722番の記事のあと、
723番の記事の最初に、
「嵐山での~んびりした後は、」
と書いているのですが、
その、の~んびりの部分です。
京都へ出かける直前に、
facebook友達から、教えてもらっていた、
嵐山の祐斎亭を訪ねました。
時刻は4時をまわっていたので、
大丈夫かなと思いつつ、
渡月橋から桂川にそって奥へと進みます。
案内がありました。
そこから、階段をしばらく上がると、
門がありました。
門をくぐってしばらく歩き、建物の中へ。
時間はありますから、ごゆっくりお過ごしください。
あたたかい言葉で、迎えていただきました。
入ってすぐのところに、トイレがありました。
ゆっくりと、使わせていただいたあとで、
全体の写真を撮らせていただきます。
素敵な空間の片隅に、水槽がありました。
トイレの横には、川端康成が「山の音」を執筆した、
部屋もあったのですが、写真を撮り忘れました。
そのお部屋とは反対側にある、中庭。
廊下の横に並んだ、お部屋を、
一つひとつ、見てゆきます。
次の部屋へと、廊下を進みます。
美しい赤と出会いました。
奥の部屋の、まるい窓から見える緑との、
対比も、美しいです。
そのお部屋に、水琴窟がありました。
やってみましょう。
柄杓で水を汲んで、そそぎます。
美しい音色が聞こえてきました。
漆塗りだと思われる真っ黒な机が置いてあって、
きれいに磨かれているので、
窓からの光が、映っています。
角度を調整すると、美しい写真が撮れそうです。
でも、なかなか上手くいかないので、断念しました。
それでも、窓からの景色だけで、満足です。
ゆるやかに流れる時に、身を任せていると、
心が、あたたかく、軽くなってゆきます。
傾いてきた陽の光が、美しい文様を描いています。
ライトアップされた壁が美しい廊下を進みます。
ご亭主の奥田祐斎さんが染められた、
夢こうろ染の作品が、架けられています。
美しい色たちに、心が和みます。
大きな作品も、展示されていました。
その横の、どっしりとした大きなテーブルで、
お茶をいただきました。
染色の工房の横から、
木漏れ日アートキャンパスというテラスへ出ました。
嵐山のパノラマ風景。
初夏の音とともに、お楽しみください。
桂川の水面が、木々の向こうに。
もう少し、寄ってみましょう。
味わい深い、翠の水面が広がっていました。
載せたい写真と動画がたくさんあるので、
後編へと続きます。
最後までお付き合いくださり、
ありがとうございます。