前回の続きです。
ここからは2つずつ載せてゆきます。
== ブックカバーチャレンジ 2日目 ==
ごく普通の日本人であるから、
日本の文化や伝統に浸かりながら、
そして自虐史観の洗脳も受けながら、
大人になった。
1日目に書いた矛盾する気持ちの中には、
罪悪感やら劣等感やらと
誇りや自負心の鬩ぎ合いもある。
そのバランスを上手く取って、
心地よく機嫌よく生きてゆくために、
私にとってとてもありがたく、
大切にしているのが、この本なのです。
== ブックカバーチャレンジ 3日目 ==
5年に一度くらいだろうか、
10年に一度くらいだろうか、
要するに、人生の折々で、
読み返してみたくなる本があります。
そんな本はおしなべて、
最初のインパクトが、あまりにも強烈。
読み終わって数日、いや数週間、
周りの世界が、それまでとは違ってみえる。
そんなことが起こるのは、
私にとっては、小説か映画に限るのですが。
高校1年生の晩秋に、小説の中では最高に、
激しくも素晴らしいインパクトを、
与えてくれた、この本を。