まず、懐かしい映像を見てください。
2006年のトリノ五輪のエキジビション、
女子シングル金メダリスト・荒川選手の演技。
ライブで観ていて鳥肌が立ったのが、
昨日のことのようです。
フィギュアの女神が乗り移ったかのような演技に、
花を添えてくれているのが、今回取り上げる歌。
You Raise Me Up
(これは、ケルティック・ウーマンのカバー)
オリジナルは Secret Garden なのですが、
2002年以降、何故かCDを買わなくなった私は、
ずっと追いかけていた Secret Garden が、
こんな素敵な歌を世に出したことを知らずに、
荒川選手のエキジビジョンで、初めて耳にしたのでした。
You raise me up to more than I can be
世界選手権優勝のあと、トリノ五輪までの不遇の時代に、
自身を支え続けてくれた歌に合わせて、
オリンピックチャンピオンとしてエキジビションを滑る。
その喜び(と一言で片づけたくないけれど)が伝わってきて、観る者の心が揺さぶられるのでしょう。
Secret Garden のオリジナルも素晴らしいのだけれど、
Martin Hurkens のカバーが、私は大好きです。
ケルト系のメロディーだから、
バグパイプはもちろんだけれど、
パンフルートも合うなと思って、探してみたのです。
ありました。
これも素晴らしい演奏です。
最後に、ジョシュ・グローバン。
大好きな、一番大好きなカバーです。
同じコシヒカリでも、産地によって、炊き方によって、味わいは様々に変わります。
同じキリマンジャロでも、産地が違えば、そして煎り方が変われば、味わいは大きく変わります。
そんな違いを楽しんでいただけたら、幸いです。