つみき設計施工社の河野さん、インターンの上田君と共に7月に行われる、ワークショップの打ち合わせ。



畑を借りて、イベントを開催するときに必要な小さな小屋の依頼の図面。


どうやったら、予算を抑えて希望に添えるか。


そのための、基礎的な図面をラフスケッチで書いていく。


書いているのは、インターンの上田君。


大学院生で建築に対する思いは、人一倍あって、行動に見えてくるので教えがいがあるもの。


建築家と大工職人との、的確なアドバイスを得てサクサク書いていく様は、実に楽しい。


基礎、土台、柱、桁、方杖、垂木の材料の選定。


JAS規格寸法からの材料の割り出し。


各仕口、材料の緊結方法の選定。


縄張り、遣り方、建て方、上棟、完成に関係する仮設の選定。


これらを踏まえ、作業に関する進め方、怪我防止策の説明。


が割り出されていく。


建築科がある学校へいったからといっても、作業に関係するリアルな学びが少ない現実から、インターンという選択肢から、学びを深めようとする姿は実に楽しみである。


アルバイトで、建築現場に足を運ぶのも勉強になると思う。


ひたむきな建築に対する思いと行動が伴えば、その姿を見た人が色々教えてくれるかもしれない。


学校という一つの箱庭から、一歩外に足を運べば、新たな人とのつながりと学びがあることでしょう。